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15日の米国市場ダイジェスト:ダウ64ドル高、ハイテク株に買い


■NY株式:ダウ64ドル高、ハイテク株に買い

15日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は64.86ドル高の22268.34、ナスダックは19.38ポイント高の6448.47で取引を終了した。朝方は北朝鮮が再び日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したほか、ロンドンで発生したテロ事件や軟調な8月小売売上高を受けて小動きとなったが、地政学リスクへの警戒感が一服すると、ハイテク株を中心に上昇した。ダウ平均は過去最高値を更新した。セクター別では、半導体・半導体製造装置や電気通信サービスが上昇する一方で消費者・サービスや医薬品・バイオテクノロジーが下落した。

半導体のエヌビディア(NVDA)は一部アナリストによる目標株価引き上げを受け、上昇。小売のメーシーズ(M)はホリデーシーズンにむけて8万人の臨時雇用計画を発表し、堅調推移。一方で、ソフトウェア大手のオラクル(ORCL)は9-11月期の業績見通しが予想に届かず、下落。航空大手のアメリカン航空(AAL)やユナイテッド・コンチネンタル(UAL)はJPモルガンによる投資判断引き下げにより、売られた。

国連安全保障理事会は北朝鮮問題を巡って15日午後に緊急会合を開催予定だが、北朝鮮に対する制裁強化は必至だ。同国を巡る地政学リスクの長期化が金融市場に混乱を招く可能性がある。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:米小売売上が予想外の減少、ドル安110.62円/1.1987ドル

15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円25銭から110円62銭まで下落し110円84銭で引けた。米国の8月小売売上高や8月鉱工業生産が予想外の減少に落ち込んだことを嫌ったドル売り、英国ロンドンでのテロ事件を嫌いリスク回避の円買いが優勢となった。ユーロ・ドルは、1.1987ドルまで上昇後、1.1930ドルへ反落し、1.1947ドルで引けた。ユーロ・円は、133円02銭から132円28銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.3610ドルから1.3563ドルへ弱含み引けた。ロンドン地下鉄でのテロ事件を嫌い伸び悩んだ。英国中央銀行のカーニー総裁に加え、ブリハ英中銀金融政策(MPC)委員がハト派姿勢に転じ、早期の利上げを支持する姿勢を示したため利上げを織り込むポンド買いも継続し、高止まりとなった。ドル・スイスは、0.9565フランへ下落後、0.9611フランへ反発した。


■NY原油:横ばいで49.89ドル、リグ稼働数減少で下げ渋る

原油先物10月限は横ばい(NYMEX原油10月限終値:49.89 0.00)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比変わらずの49.89ドルで取引を終えた。原油需要均衡への期待で買いが先行したが、この日発表された米主要経済指標の悪化を嫌って売りが強まる場面があった。しかしながら、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが15日午後に公表した最新の国内石油掘削リグ稼働数は前週比7基減となったことから、需給改善の思惑が浮上し、原油先物は取引終了時点にかけて買いが優勢となり、前日末の水準まで戻した。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  24.38ドル +0.14ドル(+0.58%)
モルガン・スタンレー(MS) 46.59ドル +0.17ドル(+0.37%)
ゴールドマン・サックス(GS)225.03ドル -1.82ドル(-0.80%)
インテル(INTC)      37.00ドル +0.52ドル(+1.43%)
アップル(AAPL)      159.88ドル +1.60ドル(+1.01%)
アルファベット(GOOG)   920.29ドル -4.82ドル(-0.52%)
フェイスブック(FB)    171.64ドル +0.68ドル(+0.40%)
キャタピラー(CAT)     121.30ドル +0.82ドル(+0.68%)
アルコア(AA)       44.66ドル -0.14ドル(-0.31%)
ウォルマート(WMT)     80.29ドル +0.61ドル(+0.77%)
スプリント(S)       7.69ドル -0.06ドル(-0.77%)





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