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前場に注目すべき3つのポイント~個人主体の資金は中小型株にシフト


24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:個人主体の資金は中小型株にシフト
■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の買い越し
■前場の注目材料:トヨタ自、車用鋼材値下げ、部品会社向け、1年半ぶり


■個人主体の資金は中小型株にシフト

24日の日本株市場は、米株安のほか、重要な経済イベント等を控え、こう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場は、米大統領の「政府閉鎖」発言で政策運営への懸念から売りが先行した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円安の19345円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好となろう。

もっとも米大統領発言については、前日の段階で伝わっており、過度に嫌気する流れは限られよう。それよりも北朝鮮は明日25日に「先軍節」を迎え、新型のSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)の発射が警戒されており、様子見姿勢が強まりそうである。一方で、週末に開催される金融・経済シンポジウム(ジャクソンホール会合)への思惑から、下値は堅そうである。

東証1部の売買代金が3営業日連続で2兆円を下回る薄商いのなか、インデックス売買に振らされやすい半面、個人主体の資金は中小型株にシフトしやすい。東芝<6502>の影響が大きいとはいえ、東証2部指数は最高値を更新している。自律反発の域は脱せそうにないだろうが、テーマ性のある中小型株には関心が集まりそうだ。

テーマとしては米ウォルマートとグーグルの提携報道から、AIやネット通販など。また、経産省は自社株を使ったM&Aで税優遇検討と伝えられており、キャッシュリッチの企業に関心が集まろう。その他、省力化、ビットコイン、次世代電池、セキュリティ、防衛といった辺りでの循環物色が意識されそうだ。

(株式部長・アナリスト 村瀬智一)


■外資系証券の注文動向:差し引き60万株の買い越し

朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り610万株、買い670万株、差し引き60万株の買い越しとの観測。

08月17日(木):10万株の買い越し
08月18日(金):290万株の買い越し
08月21日(月):130万株の売り越し
08月22日(火):220万株の買い越し
08月23日(水):20万株の売り越し


■前場の注目材料

・日経平均、6営業日ぶり反発
・好業績銘柄への物色意欲強い
・NY原油は上昇(48.41、+0.58)
・生産の過度な海外移転に歯止め
・経産省、自社株使ったM&Aで税優遇検討
・7月工作機械受注28%増
・中小型株物色活発、東証2部指数最高値更新

・トヨタ自<7203>、車用鋼材値下げ、部品会社向け、1年半ぶり
・東芝<6502>、WD、歩み寄り、半導体売却、月内決着へ協議
・パナソニック<6752>、iPS細胞自動培養装置、商用化へ
・イオン<8267>、PB商品、平均10%値下げ、春に続き、あすから
・三菱ケミカルHD<4188>、炭素繊維複合材、アウディ、車の屋根に採用
・住友電工<5802>、山形に新工場、半導体基板材料3割増産


☆前場のイベントスケジュール

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