20日の日経平均は3営業日続伸。162.66円高の20230.41円(出来高概算18億3000万株)で取引を終えた。米ハイテク株や金融株の上昇が支援材料となり、主力大型株中心に買い先行で始まると、前場半ばには一時20318.11円まで上げ幅を広げ、6月2日以来の年初来高値を更新。その後はこう着感の強い展開ながら、6月2日の高値を上回っての底堅い値動きが続いた。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1500を超えており、全体の7割を占めている。セクターではゴム製品、非鉄金属、化学、機械、ガラス土石、その他製品、電気機器、鉄鋼が堅調。一方で、電力ガス、不動産、石油石炭、水産農林、陸運が小安い。

日経平均は、高値更新後はこう着が続いていたが、2日高値水準での底堅さがみられており、先高観の強まる相場展開だった。また、任天堂<7974>の上昇が止まらず、ゲーム関連や電子部品などの物色に広がりがみられていることも、センチメントを明るくさせている。

米国でのハイテクや金融株の上昇が刺激となっており、この流れが持続するかが注目される。引き続き物色が続くようだと、日経平均の上昇基調も強まりやすいだろう。ただし、過熱警戒感も高まってきているため、需給妙味の大きい銘柄のほか、相対的に出遅れ感のある銘柄等に絞られてくる可能性は意識しておきたいところである。

<AK>

情報提供元:FISCO
記事名:「米ハイテクや金融株物色持続なら一段高へ【クロージング】