■NY株式:ダウは144ドル高、主要ハイテク株に買い広がる

NYダウ       ナスダック
終値:21528.99 終値:6239.01
前日比:+144.71 前日比:+87.25
始値:21444.75 始値:6196.85
高値:21528.99 高値:6243.31

19日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は144.71ドル高の21528.99、ナスダックは87.25ポイント高の6239.01で取引を終了した。トランプ大統領が主要ハイテク企業経営陣と本日会談をを予定していることもあり、ハイテクセクターに買いが広がった。またNY連銀ダドリー総裁が米景気に強気の見通しを示し、金利が上昇したことで金融セクターも堅調推移となった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や半導体・半導体製造装置が上昇する一方でエネルギーや公益事業が下落した。

製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)は、著名ヘッジファンドのジョン・ポールソン氏が取締役に加わり上昇。航空機のボーイング(BA)はパリの航空ショーで新型機「737 Max 10」を公開し、既に240機以上の注文を受けていることを明らかにして上昇。一方で会員制卸売のコストコ・ホールセール(COST)は、先日のアマゾン(AMZN)による食品スーパーの買収を受けてアナリストが投資判断を引き下げ下落。またディスカウントストアのターゲット(TGT)も同買収による影響を受けやすいとの見方から続落した。

通信大手のベラゾン(VZ)に中核事業を売却したヤフーは、本日より社名をアルタバ(AABA)へと変更し、中国電子商取引大手のアリババ(BABA)とヤフー株式会社(Yahoo! JAPAN)を保有する投資会社となった。

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■NY為替:NY連銀総裁のタカ派的な発言でドル強含み

19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円91銭から111円60銭まで上昇し、111円50銭で引けた。ダドリーNY連銀総裁の金融政策に関する発言を受けて、年内追加利上げ観測が強まりドル買いに拍車をかけた。また、株高を意識したリスク選好の円売りも強まった。

ユーロ・ドルは、1.1200ドルから1.1143ドルまで下落し、1.1145ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが再燃。ユーロ・円は、124円18銭から124円49銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2798ドルから1.2724ドルへ下落した。国内におけるテロ事件多発が嫌気された。ドル・スイスは、0.9705フランから0.9759フランへ上昇した。ユーロ安・米ドル高の相場展開を意識してスイスフラン売りのフローが増えた。


■NY原油:反落で44.20ドル、原油供給超過への懸念残る

NY原油先物7月限は反落(NYMEX原油7月限終値:44.20 ↓0.54)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物7月限は前日比-0.54ドルの44.20ドルで取引を終えた。為替相場がドル高・ユーロ安に振れたことやリビア産原油の生産増加などが嫌気されたようだ。また、米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが先週16日午後に公表した国内の石油掘削リグ稼働数は、前週比6基増加し747基となっていた。稼働数は22週連続で増加しており、供給超過の状態がすみやかに解消されるとの見方は後退している。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  23.91ドル +0.48ドル(+2.05%)
モルガン・スタンレー(MS) 45.72ドル +1.24ドル(+2.79%)
ゴールドマン・サックス(GS)226.13ドル +4.32ドル(+1.95%)
インテル(INTC)      35.51ドル +0.30ドル(+0.85%)
アップル(AAPL)      146.34ドル +4.07ドル(+2.86%)
アルファベット(GOOG)   957.37ドル +17.59ドル(+1.87%)
フェイスブック(FB)    152.87ドル +2.23ドル(+1.48%)
キャタピラー(CAT)     107.49ドル -0.11ドル(-0.10%)
アルコア(AA)       30.89ドル +0.89ドル(+2.97%)
ウォルマート(WMT)     75.50ドル +0.26ドル(+0.35%)
スプリント(S)       7.93ドル +0.13ドル(+1.67%)


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情報提供元:FISCO
記事名:「19日の米国市場ダイジェスト:ダウは144ドル高、主要ハイテク株に買い広がる