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週明けの米ハイテク株の動向を見極め【クロージング】


12日の日経平均は反落。104.68円安の19908.58円(出来高概算17億8000万株)で取引を終えている。米ハイテク株の下落が嫌気されるなか、利食い優勢の展開となっており、日経平均は5日線、25日線とのレンジ内でのこう着が続いた。米半導体のエヌビディアが大幅下落となり、関連性からソフトバンクG<9984>への利益確定の流れが強まるなか、日経平均への重しとなった。

ただし、米FOMCで利上げが確実視されているほか、原油相場の上昇もあり、セクターでは保険や石油石炭が堅調。中小型株などは売り一巡後に切り返す動きも目立っており、押し目買い意欲の強さが窺える。金融株については、米利上げ観測のほか、米下院は8日、2010年制定の金融規制改革法(ドッド・フランク法)の多くの条項を緩和する「金融選択法案」を可決した。上院では可決に必要な賛成票を得られない見通しで、成立は難しいとみられているが、ハイテクセクターへの利益確定が強まるなか、金融セクターへの資金シフトが安心感にもつながっている。

日経平均は狭いレンジ内での取引となったが、まずは米ハイテク株の自律反発の動きが出てくるかが注目される。自律反発をみせてくるようだと、日経平均も25日線からのリバウンドが期待されてくる。しかし、米ハイテク株が下げ止まらないようだと、一段と利益確定に向かわせやすい。ナスダック指数は最高値更新から、一気に25日線を割り込む場面をみせていた。週明けの米国市場で同線を割り込んでの一段安となると、センチメントは悪化傾向に向かいそうだ。



<AK>

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