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2月22日のNY為替概況


 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円91 銭へ下落後、113円65銭へ上昇したが、113円00銭へ再び反落し113円10銭で引けた。米国の1月中古住宅販売件数が10年ぶり高水準となったこと、フランス大統領選挙への不安が後退したこと、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)(1月31日-2月1日開催分)議事録の中で「経済が軌道通りに進展した場合、速やかな利上げを予想している」ことが明らかになるとドル買いが一段と強まった。しかし、同時に、一段のドル高の下方リスクに言及したためドルの売り戻しが加速。

ユーロ・ドルは、1.0496ドルへ下落後、1.0573ドルまで反発し1.0570ドルで引けた。フランス大統領選挙への不安が後退しユーロの買戻しが加速。中道・民主運動のバイル議長が選挙に不出馬を表明、中道派マクロン候補を支持する考えを示したため、極右派のルペン氏が勝利する確率が低下し安心感が広がった。ユーロ・円は、118円74銭から119円86銭へ上昇。

ポンド・ドルは、1.2481ドルから1.2426ドルへ下落した。

ドル・スイスは、1.0138フランから1.0092フランへ下落した。

【経済指標】・米・1月中古住宅販売件数:569万戸(予想:555万戸、12月:551万戸←549万戸)



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