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欧米為替見通し:ドル・円は118円台回復を意識、米経済指標などを注視


今日の欧米外為市場では、ドル・円はしっかりの展開を想定する。堅調な米経済指標を受けて、ドル・円は117円台後半まで水準を切り上げており、目先も上昇基調が続くと見る。原油価格の上昇を背景とした米国株高などをきっかけに、節目の118円台が意識されよう。

前日の海外市場では、米住宅関連指標が好調だったほか、注目されていた12月消費者信頼感指数が113.7と、予想の108.5を大きく上回った。2001年8月以来、実に15年ぶりの高い水準となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による2017年以降の利上げペースが加速するとの期待感から、ドル・円は昨夜117円61銭まで値を切り上げた。今日のアジア市場ではこの水準を上抜け、一時117円74銭まで上昇。ある外為ディーラーは「ドル買い基調は目先も続く」と見ており、欧米市場ではきっかけがあれば上値を試す展開になりやすいだろう。

今晩24時に11月の米中古住宅販売成約指数が発表される。前月比+0.5%と、10月の+0.1%を上回る見通し。米国の個人消費の強さについては見方が分かれるが、好調さが意識されれば、ドル買いが強まろう。また、日本時間29日1時に発表される米エネルギー情報局(EIA)の週次石油在庫統計も材料視される。米原油の需給引き締まりが確認できれば、NY原油先物は上昇基調が強まり、株高を誘発すればドル押し上げ要因となろう。ドル・円は、年末の休暇入りで薄商いのため今月15日に付けた118円66銭への到達は難しいかもしれないが、118円台回復は十分ありうるとみる。

【今日の欧米市場の予定】
・18:30 英・11月銀行協会住宅ローン承認件数(予想:41400件、10月:40851件)
・24:00 米・11月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+0.5%、10月:+0.1%)
・24:30 米・12月ダラス連銀製造業活動指数(予想:10.2、11月:10.2)
・01:00 米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)





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