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NYの視点:IMFは米経済の強さ指摘、債務膨張でインフレ進展抑制も、FRBの利下げ他中銀に遅れをとる可能性も


*07:36JST NYの視点:IMFは米経済の強さ指摘、債務膨張でインフレ進展抑制も、FRBの利下げ他中銀に遅れをとる可能性も 国際通貨基金(IMF)は24年の世界経済の成長見通しを0.1ポイント上方修正し3.2%とした。同時に、中期的な悲観的な見通しを警告した。

米国経済の強さが上方修正につながった。IMFは24年の米国経済は+2.7%と、前回の+2.1%から0.6%ポイント上方修正。その他の諸国はユーロ圏+0.8%(+0.9%)、日本:+0.9%(+0.9%)、英:+0.5%(+0.6%)、中国:+4.6%(+4.6%)と前回からほぼ変わらず。同時に米国の支出や債務の膨張を警告した。パンデミック以降もバイデン政権が続けている支出が経済を押し上げているものの、債務の膨張が今後の課題となる。

アトランタ連銀の第1四半期国内総生産(GDP)成長率見通しは2.9%と、従来の2.8%から上方修正された。債務の膨張はインフレ鈍化の進展を抑制する可能性がある。他国中銀に比べて連邦準備制度理事会(FRB)の利下げを一段と遅させる可能性もある。

FRBのパウエル議長は利下げに向けたインフレ進展の一段の確信を得るには想定以上に時間がかかる可能性に言及。必要とあれば現状の金利を長期にわたり維持する姿勢を示し、前回の連邦公開市場委員会(FOMC)会見で示していた年内の利下げの可能性にも触れず、昨年のインフレ改善を過剰に楽観視すべきでないと慎重な姿勢に転換した。当面ドルを支援する可能性がある。

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