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ドル円今週の予想(12月18日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)


*17:24JST ドル円今週の予想(12月18日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜) 皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、ドル円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のドル円について『日銀会合次第の展開になりそうだ』と述べています。

続けて、『米連邦準備理事会(FRB)は12、13日に開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を5.50%で据え置いた。据え置きは3会合連続』と伝え、『同時に発表した最新の金利・経済見通しでは、24年末の金利見通しを4.6%とした。現状より0.75%程度金利が低下する見込みで、 来年は少なくとも3回の利下げが示された。FRBが来年3月に利下げを開始するという観測が高まり、ドル円は急落した』と解説しています。

一方で、『先週末はFRB当局者の発言を受け、早期の利下げ観測が後退した』とし、『ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は「現時点では、われわれは実際に利下げについて話し合っていない」とし、利下げについて推測するのは「時期尚早」と指摘した。アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、インフレ率が予想通り低下すれば、2024年の「第3四半期」には利下げを開始できると述べ、市場の利下げ時期から後ずれする可能性を示唆した。シカゴ連銀のグールズビー総裁もインフレとの闘いで勝利を宣言するのは時期尚早とし、利下げの判断は今後の経済データ次第になるとの考えを示した。先のFOMCが過度に「ハト派」と受け止められたことへの牽制とも言える』と伝えています。

次に、『日銀は、賃金と物価の好循環の実現に向けた十分な確証が得られていないため、現行の緩和政策を維持する公算が大きい』と述べ、『植田総裁は賃金上昇を伴う形で物価目標の2.0%を達成するまで緩和政策を維持すると述べてきたことから、マイナス金利の解除は、早くても賃上げが決定される来年春以降になるのではないか』と示唆しています。

こうしたことから、陳さんは、『日銀が現状維持であれば、ドル売りに走り過ぎた市場は、買い戻しが強まり145円を目指す展開になろう。逆に、修正を見送りつつも植田総裁が会見で来年の修正に含みを持たせれば、140円を試す展開になるだろう。週後半は、クリスマス休暇前の手じまいも強まり、荒れた展開が予想される』と考察しています。

ドル円の今週のレンジについては、『140.00円~147.00円』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月18日付「ドル円今週の予想(12月18日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜


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