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NYの視点:米政府機関閉鎖による悪影響、最小限にとどまる


米国政府機関の閉鎖は27日目に突入し、過去最長記録を更新中だ。政府機関の閉鎖によりいくつかの経済指標の発表が延期されていることを除いては、経済指標の結果にまだ、悪影響が出ていない。

最新1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数も17と、予想のほぼ2倍となり、10月来の高水準に達した。ISMベースでは54.8と、前回の55.3から低下も、従来の予想を上回った。ニューヨーク連銀製造業景気指数の結果とは対照的となり、昨年末、2019年年初旬から製造業セクター活動が急激に悪化に転じたとの懸念を覆す結果となった。2019年最初に発表されたニューヨーク連銀製造業景気指数の1月分は3.9と、予想のほぼ半分で2017年5月以降1年半ぶりの低水準に落ち込んだ。

●1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数
景況指数:17.0(12月9.1、6カ月平均15.4)
仕入れ価格:32.7(38.9、42.1)
販売価格:24.8(29.0、26.7)
新規受注:21.3(13.3、16.6)
出荷:11.4(12.4、17.9)
受注残:5.4(9.1、4.7)
入荷遅延:13.4(5.5、7.6)
在庫水準:-7.6(2.6、3.0)
雇用者数:9.6(19.1、16.6)
週平均就業時間:6.0(4.0、10.7)

ひとつの結果のみで判断はできないが、政局不透明感が強まるも、ビジネスセンチメントにはあまり影響していない証拠となった。1月フィラデルフィア連銀製造業景況指数の結果は、製造業セクターが他の調査が示すほど、厳しい悪化に陥っていない証拠。いくらかの減速が予想されるものの、製造業への需要が依然堅調で、短期的に生産や雇用を押し上げると見られている。

実際、米労働省が発表した最新の週次失業保険申請件数は前週比3000件減の21.3万件と、増加予想に反して前週から減少しほぼ1カ月ぶりの低水準となった。政府機関閉鎖により連邦政府職員の失業保険申請が増えたが全体指数は逆に減少。雇用は底堅い。市場参加者が経済に悲観的過ぎる可能性も出てきた。



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