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キャッシュレス社会の実現へQR決済サービス「QR×DRIVE」を共同で展開


TISインテックグループのTISとクオリカは、TISのQR決済サービス「QR×DRIVE」を、アクワイアラ・加盟店事業会社向けに提供し、国内の加盟店でQR決済できるビジネスを共同で始めた。
アクワイアラ・加盟店事業会社向けのQR決済サービス「QR×DRIVE」を利用すれば、加盟店が利用しているOR決済サービスである支付宝(Alipay)や微信支付(WeChatPay)での決済を、一つの端末/アプリケーションで処理できるようになる。
TISが資本・業務提携する中国のFinTech企業、上海訊聯数据服務有限公司(CardInfoLink)のQR決済プロセシングサービスをベースにしたQR事業者接続のゲートウェイと、クオリカの飲食業界・流通小売業界向けの店舗管理システム、リアルタイムPOSシステムなどのサービスプラットフォームを組み合わせれば、QR決済と連動したPOSサービスが実現する。
TISとクオリカは、アクワイアラ・加盟店事業会社向けに、2018年10月中を予定に、QR決済サービスを提供する。そうすることで、キャッシュレス社会の実現につなげていく。

□「QR×DRIVE」の全体像とサービス提供イメージ

TISとクオリカは、「QR×DRIVE」を、クオリカのPOS機能を持つ外食産業専門の店舗管理システム「TastyQube」、小売専門店向け管理システム「SpecialtyQube」を利用する加盟店に提供し、2020年までのインバウンド需要のマーケットニーズに対応する考えだ。
会計レジの業務効率化や人件費削減、顧客囲い込みなどのニーズを先取りし、店舗会計レジオペレーションの改善やサービス開発も共同で行う。

■「QR×DRIVE」提供の背景

中国やASEAN地域では、QR決済が急増しており、キャッシュレス社会が加速化している。しかし、日本国内は依然として現金の決済比率が高い。経済産業省が「キャッシュレス・ビジョン」を掲げているように、政府は、2020年の東京五輪に向けた訪日外国人の増加や外国人が訪れる主要な商業施設、宿泊施設、観光スポットを中心に、キャッシュレス決済を促進させようとしている。
そこで両社は、日本国内でのキャッシュレス決済推進のために、QR決済サービス「QR×DRIVE」を共同で提供することにした。

■「QR×DRIVE」の概要

「QR×DRIVE」は、アクワイアラ・加盟店事業会社向けのQR決済サービス。支付宝(Alipay)や微信支付(WeChatPay)などのQR事業者と接続しているQR決済グローバルゲートウェイと、加盟店で各種QR決済処理ができるPOS端末やタブレットアプリケーションなどのQR決済ソリューションを提供する。
QR決済方式は、顧客スマートフォンにQRを表示して機器にかざす「CPM(ConsumerPresentedMode)」と、店舗側がQRを表示して顧客の端末で読み取る「MPM(MerchantPresentedMode)」の2種類に対応。
QR決済ゲートウェイは、国内外のQR事業者と接続し、さまざまなQR事業者と接続を拡大する予定だ。QR決済ゲートウェイの利用は、QR加盟店とQR決済ゲートウェイの接続が必要である。
加盟店で各種QR決済処理ができるQR決済ソリューションのラインナップとしては、POS画面やPOSアプリの提供、既存クレジットカード決済端末に改修を加えずに磁気カード読取部分に接触させるだけでQR決済を可能とする「DOCODE」や、QR決済専用の決済端末など、中国国内で既に実績のある約10種類のメニューを用意している。そのため、加盟店の環境に合ったQR決済ソリューションが選択できる。


【ニュース提供・エムトレ】




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