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世界株高が継続の中、米主要企業の10-12月期決算、FRB要人はどうなる?住信SBIネット銀行(三井智映子)


フィスコリサーチレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポートです。
先週は2018年の大発会でしたね。米主要3指数が過去最高を更新した流れからダウ平均が初めて2万5000ドルを突破。世界的な経済の好調、景気拡大を背景に強い値動きが継続しており、日経平均株価も連日でバブル崩壊後の高値を更新しています。

週末に発表された12月の米雇用統計の非農業部門雇用者数は予想+19.0万人から大きく下振れ、+14.8万人という結果に。失業率は4.1%、注目の時間給賃金は前月比+0.3%と予想と一致しています。非農業部門雇用者数予想を下回りましたが堅調な雇用情勢が続いていることを示しており、米景気は好調ですがFRBの利上げは加速しない程度という、程よい結果と市場では評価されたようです。

さて、今週の動きはどうなるのでしょうか。同レポートでは、まずドル円の動きに着目し、『先週末の雇用統計を受けて昨晩のアジア市場では米ドル/円は113円台前半での小動きの流れを踏襲。NY市場ではトランプタワーの火災の報道やダウが利益確定売りに押され反落したことから米ドル/円は一時112円88銭まで下落。それでも税制改革法案への期待から企業業績の上振れ期待は残っており株式市場も堅調地合い継続を背景に米ドル/円は113円台を回復しています』と分析しています。

また今週から12日の米大手銀行のJPモルガン・チェースを皮切りにとして10-12月期決算発表シーズンに入りますね。レポートでは、『企業業績を受けた株式市場の堅調地合いが継続すると予想されるほか税制改革法案により製造業を中心に設備投資や雇用、さらに時間給賃金の上昇圧力が高まるのか注目されます』との見解を述べています。

そして『FRBの各地区連銀総裁の講演が相次ぐだけに景気や金融政策見通しについての発言が注目されます』とまとめています。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター三井智映子



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