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今後の原油市場、どうなる? サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。ハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響が懸念される原油市場ですが、NY原油は50ドル付近での小動きが続いています。今日はそんな原油市場についてレポートします。

レポートによると、『米製油所稼働率は、8月25日時点で今年最高となる96.6%を記録しましたが、9月1日時点で79.7%、9月8日時点で77.7%、9月15日時点で83.2%となりました』と伝えており、『米製油所稼働率は、ハリケーン被害から完全回復に至っていないようです。それにより3週連続で「原油在庫増&ガソリン在庫減」となりました』と分析しています。

一方で、米原油生産については、『8月25日時点で日量953万バレル、9月1日時点で日量878.1万バレル、9月8日時点で量935.3万バレル、9月15日時点で951万バレルとなり、ハリケーン被害から完全回復したようです』と伝えています。

さて、イベントとしては9月22日にOPEC加盟国と非加盟国による共同閣僚級監視委員会が予定されていますね。協調減産から除外されているナイジェリアのカチク石油担当相とリビア国営石油会社のサラナ会長が出席すると伝えられています。レポートでは、『アルジェリアのエネルギー相は20日、22日の会合で原油価格を下支えするために現行の協調減産の延長について協議する見通しであることを述べました。昨夜発表されたEIA週間石油在庫統計は少し弱い内容でしたが、22日の共同閣僚級監視委員会への期待から昨夜の原油価格が上昇したようです』と伝えています。

加えて、『協調減産の延長に対して今回の会合で協議される可能性は高そうですが、延長合意の是非は、11月のOPEC定例総会に持ち越される可能性も高そうです』との見解を示していますので、それを踏まえて共同閣僚級監視委員会も注視していきたいですね。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の9月21日付「原油市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子



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