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今週はFOMCと、その後のマーケットの反応に注目! 住信SBIネット銀行(三井智映子)


こんにちは。フィスコマーケットレポーター三井智映子の「住信SBIネット銀行の気になるレポート」です。

先週は雇用統計の発表がありましたね。就業者数や時間給賃金が予想を下回ったことも重なり、リスク回避のドル売りや米長期金利の低下を背景に、ドル/円は4月21日以来の安値109.12円まで下落しました。また、ロシアゲート問題ではコミー前FBI前長官の議会証言がありました。トランプ大統領は捜査に対して強制的な圧力は掛けていないとの証言が行われ、政権運営に対する安心感からドルが対主要通貨で上昇、ドル/円も110.38円まで上昇しました。

さて、今週の注目ポイントはどこでしょうか?

「ウィークリーレポート」では皆様も注目されているであろうFOMCにフォーカスを当てています。FOMCでは6月利上げはすでに折り込んでいるようですが、どこに注目するべきなのでしょうか。レポートによると、『14日(15日の午前3時)に発表されるFOMCでは0.25%の利上げが確実視されているものの、9月以降の利上げは不透明な状況だけに、利上げ決定で材料出尽くしとなるのか注目です。3月のFOMCでは利上げ決定後に長期金利が低下し、ドル円も円高方向へ動いたことから転換点となった経緯があり、今回のFOMC後の反応が注目されます』との見解を示しています。

また先週総選挙を終えたイギリスについては、『英国下院総選挙で保守党が過半数の325議席を下回り、改選前の330議席から313議席と減少し、過半数を獲得した政党が無いという結果となりました。今後、長期で政策が決まりづらい状況となり、先行き懸念が強まる中、15日の英金融政策委員会ではインフレ期待が高まっても緩和維持を継続するなど、金融政策へ影響を及ぼす可能性があるため注目されています』と分析しています。

また、日本では16日に日銀政策決定会合が予定されていますね。レポートでは、『日経平均株価が2万円を超えたことや、8日に日銀関係者から出口戦略の前進を示唆するようなコメントについての報道があり、短期的ではあるものの円買いの流れとなりました。今回の黒田日銀総裁の会見で何らかの出口戦略について言及する可能性があるかもしれません』と伝えています。

最後に今週発表される主な経済指標をご紹介します。
13日 米国 5月卸売物価指数
14日 米国 5月消費者物価指数、5月小売売上高、5月企業在庫、FOMC・イエレンFRB議長会見
15日 英国 英中銀政策金利発表・英中銀政策委員会要旨
米国 6月 NY連銀製造業景況感指数、5月輸入物価指数、5月輸出物価指数、6月 フィラデルフィア連銀製造業景気指数、5月鉱工業生産、5月設備稼働率、6月NAHB住宅市場指数、4月対米証券投資
16日 日本 日銀政策決定会合・黒田日銀総裁会見
米国 5月住宅着工件数、5月建設許可件数、6月ミシガン大学消費者信頼感指数

しっかりチェックしてまいりましょう!
上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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