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原油市場の買い場探しとなる可能性 サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


フィスコマーケットレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。連休、皆様はいかがお過ごしでしたか? 今日は原油価格について気になるレポートを見つけましたのでお伝えします。

NY原油は4月上旬に53ドル台に上昇、その後5月5日に一時43ドル台と急落、と値動きの荒い状況になっています。急落の要因には米原油生産や米オイルリグ数の増加傾向があげられますが、これだけ下げると「買いチャンス?」と思いませんか?実際、原油価格の今後はどのような見通しなのでしょうか。

まず、レポートでは『サウジアラビアのハリファ・エネルギー相は8日、OPEC主導の協調減産に対して、「これまでの参加国との話し合いに基づけば、協調減産は今年下半期も延長されると確信しており、更に伸びる可能性もある。」と述べました。年初から実施されている協調減産が6月末で終了することから、5月25日のOPEC総会で「協調減産の6か月間延長」で合意されると見られておりました。しかし、本日のハリファ・エネルギー相が8日、「協調減産が6カ月間の延長で合意され、更なる延長の可能性もある。」と述べたことにより、「6カ月間以上の延長」で合意される可能性も浮上してきました』と伝えています。

そのことから、レポートでは、『仮に9カ月間や12か月間の延長合意となれば、原油市場に対する大きなサプライスとなり、NY原油が大きく上昇する可能性も高まります』と分析しています。

また、今月下旬に開催されるOPEC(石油輸出機構)総会にも注目です。レポートでは、『今月下旬に向けての「イスラエルの米大使館のエルサレム移転計画に対する中東の地政学的リスクの上昇」や、「OPECによる協調減産の6カ月以上の延長合意観測」などを受けてNY原油が大きく上昇する可能性も出てきました』と伝えています。

さらに『NY原油が先月中旬の高値から10ドルほど下落したことにより、ここは、原油市場の買い場探しとなる可能性もあります』と分析していますので、押し目買いを検討してみてはいかがでしょうか。

上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の5月8日付「原油市場パート3」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコマーケットレポーター 三井智映子




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