トルコ中央銀行は13日、政策金利である1週間物レポレート17.75%から24.00%まで引き上げることを決定した。利上げは予想通りだったが、金利の上げ幅は3.5ポイント程度になるとの見方が多かった。トルコ中銀が大幅な利上げに踏み切った主な理由は、通貨防衛
(為替相場の安定化)との見方が多い。トルコ中銀が公表した声明では「必要なら一段の金融引き締めを行う」との見解が示されている。

 トルコのエルドアン大統領は以前から利上げに反対しており、この日も会議で、「年末のインフレが中央銀行の予測と一致したのを見たことがない」と指摘している。市場関係者の間からは「大幅利上げによって為替相場の安定性が確保されたとは断定できない」との声が聞かれている。高金利によってトルコの経済成長は著しく鈍化する可能性は残されており、トルコリラ買い・米ドル売りが継続するためには、経常赤字の大幅な縮小などさらなる材料が必要となりそうだ。

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情報提供元:FISCO
記事名:「大幅利上げでトルコリラ相場は安定するか?