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日本株をいったん利益確定し、米国株へシフトさせてくる動きも意識されやすい


*08:40JST 日本株をいったん利益確定し、米国株へシフトさせてくる動きも意識されやすい  16日の日本株市場は、米国株高が材料視されるものの、買い一巡後はやや利食いの動きに向かわせそうだ。15日の米国市場はNYダウが428ドル高、ナスダックは156ポイント高とだった。5月の小売売上高は前月比0.3%増と、市場予想(0.2%減)に反して上昇。米長期金利の低下が安心感につながったほか、新規失業保険申請件数の予想以上の増加で利上げサイクル終了に近いとの期待も強まった。シカゴ日経225先物は大阪比55円高の33465円。円相場は1ドル140円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢で始まろう。ただし、日経225先物はナイトセッションで一時33110円まで売られる場面が見られた。衆議院の解散を巡り岸田首相は、「今国会での解散は考えていない」との考えを示し、政策期待が剥がれた格好から、持ち高調整の動きとみられる。また、米国市場が強いリバウンドを見せてきたことから、日本株をいったん利益確定し、米国株へシフトさせてくる動きも意識されやすいだろう。

 とはいえ、日経平均の強いトレンドは継続しており、海外投資家による押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。短期的な調整を意識しつつも、下落を想定した売りのポジションは避けておきたい。また、日銀の金融政策決定会合では大規模緩和政策が維持されるとみられ、金利差を狙った動きも意識されそうである。

 物色の流れとしては、米国では半導体株が弱い動きを見せているため、出遅れている景気敏感セクターなどへの修正リバウンドが循環的に入りやすいだろう。日銀会合後はインデックスに絡んだ商いが中心になると考えられ、やや中小型株は手掛けづらくなりそうだ。主力大型株での物色に向かいやすいとみておきたい。

<AK>
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