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利食いを交えながらもリオープン関連に物色は向かいやすい


 28日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが37ドル高だった一方で、ナスダックは144ポイント安だった。中国政府が1月8日から入国時の強制隔離撤廃を発表、規制緩和を好感したアジア、欧州市場の流れを継いで買いが先行した。ただし、長期金利の上昇を警戒した売りが重荷となったほか、年末を控えての節税対策の売りなども観測されていた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の26210円。円相場は1ドル133円40銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行する格好になろう。昨日はグローベックスの米株先物の上昇を手掛かりに、クリスマス明け後の米株高を期待した先回り的な動きもあったと考えられ、前日の上昇に対するリバランスの動きは入りやすいだろう。また、米国では中国の検疫緩和を手掛かりにした上昇であり、これについては前日の段階ですでに織り込まれていることから、利食いに向かわせそうである。

 もっとも、ある程度は海外製のフローが意識されることから、底堅さは見られそうである。短期的にショートを仕掛けてくる動きに対しては、その後のリバウンドを狙ったスタンス。また、円相場が落ち着いた動きを見せているため、ハイテク株などへの売り圧力もそれほど強まらないと考えられる。ハイテク株については基本見送りとなろうが、値ごろ感からの買いは入りやすいところ。

 なお、昨日はリオープン関連が大きく買われたが、利食いを交えながらも物色は向かいやすいと考えられる。また、本日はIPOがないため、直近IPOで比較的トレンドが上向きの銘柄などへは、短期的には値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。
<AK>
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