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決算を手掛かりとした日替わり物色といったところか


 14日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。13日の米国市場ではNYダウが107ドル安だった。6月の消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったため、インフレ高進への警戒感から利食い優勢の展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の28550円。円相場は1ドル110円60銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや売り優勢の展開から始まろう。昨日までの上昇で一時25日線を突破する動きだったこともあり、いったんは利食いも出やすい水準だろう。また、決算が本格化するなか、先回り的に買われていたゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースは、決算内容は良かったものの、利食いに押されている。ある程度は想定されていた面はあるだろうが、国内においても決算シーズンに入るなかで、模様眺めムードが次第に強まりそうである。

 日経平均は28500円の攻防となると想定されるが、パウエルFRB議長の議会証言を控えていることもあり、米国株安を受けたショートの動きは限られそうである。昨日の東証1部の売買高は9億5700万株程度と5営業日ぶりに10億株を下回っており、インデックスに絡んだ商い以外は積極的な売買は限られている。そのため、インデックスに振らされにくい個別材料株での短期的な値幅取り狙いの商いが中心。また、昨日のゴールドマンによる半導体銘柄の格下げの動き等もあり、方向性としては景気敏感セクターに流れやすいところか。

 また、薄商いのなか、先物主導で仕掛けてくる局面においては、その後の反動を狙ったスタンスになりそうである。その他、マザーズ指数は5日線と25日線水準での攻防をみせているが、5日線を割り込んでくるようだと、時価総額上位銘柄などへは短期的なショートの動きが意識されやすいだろう。そのほか、決算を手掛かりとした日替わり物色といったところか。
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