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物色の流れとしてはハイテクなどグロース株の押し目狙い


 26日の日本株市場は売り一巡後の底堅い値動きが見込まれる。25日の米国市場ではNYダウが81ドル安だった。新型コロナワクチンの普及による経済活動の正常化への期待から買い先行で始まったが、取引開始後に発表された5月の消費者信頼感指数と4月の新築住宅販売件数が市場予想を下回ると買いの勢いは鈍った。ダウは高値圏では利益確定の売りも出やすく景気敏感株を中心に売られている。一方で、長期金利が1.6%を下回って推移していることを受け、ハイテク株が買われており、ナスダックは前日の
終値近辺でもみ合う展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円安の28405円。円相場は1ドル108円80銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から売り先行で始まろう。ただし、米ハイテク株の底堅い値動きを受けて、その後は押し目買いの動きを見せてくる可能性はありそうだ。
米国市場の下落についてはインフレ圧力や暗号資産(仮想通貨)の大きな変動による波乱含みではなく、利益確定の範囲内であろう。VIX指数はボトム圏で推移しているほか、SOX指数は上昇していることもあり、押し目買い意欲は強そうだ。

 日経平均は足元でリバウンド基調を続けており、心理的な上値抵抗だった28500円をブレイクしてきている。本日は反動安といったところであろうが、下値切り上げのトレンドは継続していることもあり、5日線辺りをサポートしてくるかが注目される。また、25日線が切り下がってきており、次のターゲットとなるだろう。下値の堅さが意識されてくるようだと、25日線辺りを試してくる展開も目先は意識しておきたい。

 物色の流れとしてはハイテクなどグロース株の押し目狙いとなる。また、マザーズ指数についても順調なリバウンドを続けている。ナスダックの底堅い動きもセンチメント改善に繋がると考えられ、中小型株についても押し目狙いといったところだ。また、新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言の延長思惑から売り仕掛け的な動きも出やすいだろうが、薄商いのなかでは短期的な売買が中心であるため、弱含む場面においては押し目拾いのスタンスになりそうだ。
<AK>
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