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金融株や内需系の中小型株にシフト


 22日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。注目されたFOMC議事録では、FRB当局者は1月30・31日に開催したFOMCで、経済成長の見通しが力強さを増し、今年も利上げを継続する計画を後押ししているとの見解で一致したことが明らかになった。12月の会合時に見込んでいたよりも成長が加速しそうだとの見方が示された。この影響から米国市場はいったん上げ幅を拡大したが、その後は長期金利の上昇が嫌気される格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比115円安の21855円となり、これにサヤ寄せする格好から売りが先行しよう。

 ただし、想定内の流れであり、NYダウ先物も弱含みに推移していたため、嫌気される動きは限られそうである。もっとも、昨日相場をけん引していた値がさ株等は弱含みとなることから、再び内需系にシフトしやすい面はありそうだ。利上げ観測から昨日弱含みに推移していた金融株などへは資金がシフトしやすいとみられる。

 リバランスの流れから日経平均は底堅さが意識される格好となるため、引き続き5日線辺りが支持線として意識されやすいだろう。物色は金融セクターのほか、ゲーム、働き方改革、ITなどの中小型株のほか、防衛関連などのテーマ株への物色がみられそうだ。
(村瀬智一)


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