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全般こう着のなか、期末配当を意識した物色に


 24日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が続こう。23日の米国市場は、医療保険制度改革法(オバマケア)の代替法案成立を巡る投票結果を見極めたいとの思惑から様子見となり、NYダウは小幅ながら6営業日続落だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の18900円、円相場は1ドル111円05銭辺りで推移。

 米国同様、オバマケア代替法案の採決の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まろう。なお、米共和党は、オバマケア代替法案の採決を延期し、24日に実施される可能性があると報じられている。そのため日本時間での結果を受けた市場反応はなく、個別対応に限られそうである。

 また、日経平均はもち合いレンジの下限レベルでの攻防となっているが、オバマケア代替法案の結果に対する楽観的な見方が出てこないと、押し目買いも期待しづらいところであろう。物色は個人主体の中小型株での値幅取りのほか、期末配当を意識した物色も出やすいとみられる。その他、足元でリバウンド基調が継続している任天堂<7974>の動向が注目される。


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