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後場の日経平均は176円安でスタート、東エレクやエーザイなどが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27510.20;-176.20TOPIX;1937.58;-10.73


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比176.20円安の27510.20円と、前引け(27480.49円)から下げ幅を縮めてスタート。ランチタイム中の225先物は27480円−27520円のレンジで強含み。ドル・円は1ドル=136.80−90円と午前9時頃から50銭ほど円安・ドル高水準。アジア市況では上海総合指数が小高く推移している一方、香港ハンセン指数は3%近い上昇率で大幅高。朝方からの為替の円安進行に加えて、昼頃からハンセン指数が大きく上昇してきていることで、後場の日経平均は午前から下げ幅を縮め、心理的な節目の27500円を回復している。一方、米国経済の景気後退懸念は一段と強まっており、積極的な買い戻しは限られている。日経平均は75日移動平均線が上値抵抗線として作用する形となっている。

 セクターではその他金融、電気機器、銀行が下落率上位となっている一方、卸売、食料品、海運が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では、レーザーテック<6920>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、三井住友<8316>、任天堂<7974>、日本電産<6594>、大阪チタ<5726>、エーザイ<4523>、リクルートHD<6098>などが大きく下落。一方、ソフトバンクG<9984>、NRI<4307>、三井物産<8031>が大きく上昇している。

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