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後場の日経平均は1円安でスタート、川崎汽船や郵船などが下落


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27697.32;-1.93TOPIX;1946.73;+3.52


[後場寄り付き概況]
 後場の日経平均は前日比1.93円安の27697.32円と、前引け(27681.73円)から下げ幅を更に縮めて始まった。ランチタイム中の225先物は27660円~27710円のレンジでもみ合い。ドル・円は1ドル=136.40-50円と午前9時頃からほぼ変わらず。アジア市況では上海総合指数が堅調で、香港ハンセン指数は1%を超える上昇率で推移。ハンセン指数が上げ幅を広げ、ダウ平均先物の下げ幅が縮小するなか、後場の日経平均は前日終値とほぼ変わらない水準からスタート。一方、その後は27700円手前にこう着感を強めている。今晩の米国市場ではアルファベットやマイクロソフトなどの注目企業の決算が控えており、イベント前に様子見ムードが強いようだ。

 セクターでは海運、その他製品、医薬品が下落率上位となっている一方、鉱業、石油・石炭、保険が上昇率上位となっている。東証プライム市場の売買代金上位では川崎汽船<9107>、郵船<9101>、任天堂<7974>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>、東京電力HD<9501>、キヤノン<7751>などが下落。一方、ソフトバンクG<9984>、INPEX<1605>が大幅高で、ダブル・スコープ<6619>、大阪チタ<5726>、、東邦チタニウム<5727>が急伸。ほか、三菱UFJ<8306>、三菱商事<8058>、三菱重<7011>が堅調。
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