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後場の日経平均は167円安でスタート、ファーストリテイリングや任天堂が安い


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;27484.87;-167.87TOPIX;1895.00;-12.13


[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比167.87円安の27484.87円と午前の終値より下げ幅を拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含みで推移。アジア市場は全面安。
為替は1ドル=109円40銭近辺と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、米国市場が下落となり、為替が円高方向に推移した流れを受けて、続落でスタートした。寄り付き後は指数に寄与度の高い銘柄が下げ幅を縮小して相場を下支えし、日経平均は本日の高値圏で午前の取引を終了した。後場の日経平均は、前場終値より下げ幅を拡大して取引を開始した、指数に寄与度の高い、東京エレクトロン<8035>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング<9983>が午前の終値より下落しており、相場の上値を抑えているようだ。そのほか、お昼休み中に、自民党の二階幹事長が、必要があれば直ちに解散と述べたことや、オリンピックの開会式にパナソニック<6752>の社長が出席しないことが報じられている。

 セクター別では、鉱業、石油・石炭製品、不動産業、非鉄金属などが下落率上位となっており、一方、精密機器、食料品が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ファーストリテイリング、任天堂<7974>、ソフトバンクG、ソニーG<6758>、三菱UFJ<8306>が安く、レーザーテック<6920>、キヤノン<7751>、中外製薬<4519>、ベイカレント・コンサルティング<6532>が高い。
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