日経平均は続落でスタート、ソフトバンクGや東京エレクなど下落

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22580.7;-288.01TOPIX;1790.39;-22.72

[寄り付き概況]

　10日の日経平均は続落でスタート。前日の米国市場では、上院の税制改革案で法人税減税が19年度に先送りされるなど下院との相違点が明らかとなり、税制改革法案の早期成立が困難になるとの見方から終日軟調推移となった。また、株価上昇を受けた利益確定の動きも相場の上値を抑えた。シカゴ225先物清算値は大阪比255円安の22645円となり、為替相場は1ドル113円30銭台で推移。本日の東京市場は225先物にサヤ寄せする格好から売り先行となり、直後に300円超の下落に。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、その他ハイテク株の下落が目立つ。

　セクターでは、ゴム製品、非鉄金属、電気ガス、水産農林などが下落。売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、東京エレクトロン
<8035>、任天堂<7974>、ブリヂストン<5108>、トヨタ自<7203>、KDDI<9433>、住友鉱山<5713>、京セラ<6971>が下落。一方で、ソニー<6758>、SUMCO<3436>、安川電機<6506>、資生堂<4911>、テルモ<4543>は上昇。


＜SK＞