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日経平均は5日続伸、景気悪化懸念もCPI鈍化などを好感


*15:26JST 日経平均は5日続伸、景気悪化懸念もCPI鈍化などを好感 日経平均は5日続伸。12日の米株式市場でダウ平均は38.29ドル安と5日ぶり反落。米3月消費者物価指数(CPI)が予想を下回った一方、米連銀総裁が追加利上げを示唆したことが重しとなった。3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の中で景気後退への警戒感が示されたことも嫌気された。金利は低下したが、ハイテクも需要鈍化懸念で売られ、ナスダック総合指数は-0.85%と3日続落。米株安を引き継いで日経平均は130.12円安と28000円割れからスタート。一方、時間外取引のナスダック100先物が堅調に推移する中、値がさ株の一角が買われたほか、為替の円安基調や決算を手掛かりとした小売企業の株高などを背景に全体は底堅く推移。日経平均は寄り付き直後から下げ幅を縮め、早々に28000円を回復。後場もじり高基調が続き、終盤に28163.87円(81.17円高)の高値を付けた。

 大引けの日経平均は前日比74.27円高の28156.97円となった。東証プライム市場の売買高は9億7229万株、売買代金は2兆4060億円だった。セクターでは医薬品、小売、倉庫・運輸が上昇率上位となった一方、鉄鋼、空運、証券・商品先物取引が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の51%、対して値下がり銘柄は43%だった。

 個別では、キーエンス<6861>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>の値がさ株の一角が大きく上昇。中外製薬<4519>、大塚HD<4578>、第一三共<
4568>の医薬品などディフェンシブの一角も堅調。業績上方修正や中期経営計画の数値目標引き上げが好感された広済堂HD<7868>がストップ高となり、好決算と中計目標の上方修正が評価されたトレジャーファクトリー<3093>もストップ高まで買われた。コメダHD<3543>も好決算と中計上方修正を材料に急伸。ほか、決算を手掛かりにトランザクション<7818>、ハイデイ日高<7611>、TSIHD<3608>、エービーシー・マート<2670>、イオン<8267>、イオンファンタジー<4343>が大幅に上昇した。

 一方、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の下落を受けてレーザーテック<6920>、東エレク<8035>、スクリン<7735>のほか、村田製<6981>、イビデン<4062>、新光電工<6967>などハイテクが下落。三菱UFJ<8306>、りそなHD<8308>、第一生命HD<8750>
などの銀行・保険、日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>の鉄鋼なども軟調だった。
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