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日経平均は小反発、米国の先行き不安から自律反発の域脱せず


日経平均は小反発。6日の米国市場では荒い値動きとなったが、買戻しが優勢となり、NYダウは567ドル高と主要株価指数は大きく反発。日本株市場もインデックスに絡んだ商いを中心に買いが先行した。しかし、前場半ばに22353.87円まで上げ幅を広げたが、その後は次第にこう着感の強い相場展開となり、後場に入ると戻りの鈍さから引けにかけて上げ幅を縮めている。円相場は1ドル109円20銭台とやや円高に振れて推移していたほか、NYダウ先物が200ドル安程度と弱含みに推移していたことなどが、慎重にさせていた。

大引けの日経平均は前日比35.13円高の21645.37円となった。東証1部の売買高は23億3629万株、売買代金は4兆5260億円だった。業種別では、石油石炭、医薬品、パルプ紙、鉱業がしっかり。半面、海運、食料品、その他金融、証券、建設、繊維がさえない。

個別ではゴールドウイン<8111>が上昇率トップ。業績上方修正が株式分割が材料視されており、昨日の急落から一変、20%を超える上昇で最高値を更新している。その他、西尾レントオール<9699>、能美防災<6744>、ARM<8769>、サンケン電気<6707>が値上り率上位に。一方で、デサント<8114>が値下がり率トップ。決算が嫌気される格好となった。

<TM>

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