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日経平均は大幅続伸、米ハイテク株や金融株の上昇が支援材料に


 日経平均は大幅に続伸。219.92円高の20287.67円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えた。米ハイテク株や金融株の上昇が支援材料となり、主力大型株中心に買い先行で始まると、前場半ばには一時20318.11円まで上げ幅を広げ、6月2日以来の年初来高値を更新。その後はこう着感の強い展開ながら、6月2日の高値を上回っての底堅い値動きをみせている。

 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターではゴム製品、保険、証券、機械、ガラス土石、非鉄金属、その他製品、鉄鋼、銀行、情報通信が堅調。一方で、水産農林、電力ガス、不動産が小安い。

 インデックスに絡んだ主力株の上昇によるインパクトが大きいが、ハイテクセクターのリバウンドと金融セクターの上昇が安心感につながっている。任天堂<7974>の上昇が電子部品など関連銘柄への物色に波及していることもセンチメントを明るくさせている。マザーズ指数は一時下げに転じるなど、高値更新後は利食いもみられているが、主力株へのシフトのなか、想定内の利益確定といったところであろう。

 日経平均が高値圏でのもち合いが続くようだと、次第に中小型株の押し目を拾う流れが強まってくる可能性はありそうだ。資金回転の速さから値を消す動きもあろうが、押し目買い意欲は強く、戻りも速いだろう。
(村瀬 智一)


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