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日経平均は反落、幻のSQが手掛けづらくさせる


 日経平均は反落。138.27円安の19823.28円(出来高概算11億8000万株)で前場の取引を終えた。米国市場の下落の影響もあり、利食い優勢の展開となっている。また、週末要因のほか、決算ピークとなることから、模様眺めムードも強い。その他、オプションSQでは225型が18万株超の買い越し、TOPIX型は売り越しだった。SQ値は概算で19991.27円となり、2万円とはならなかったが、上に幻のSQ値を残した格好となり、寄付き後は利益確定の流れが強まっている。

 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1300を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは電力ガス、サービス、小売、精密機器が小じっかり。一方で、非鉄金属、輸送用機器、ガラス土石、不動産、倉庫運輸、銀行、鉄鋼が冴えない。売買代金上位では日産自<7201>、楽天<4755>、SUMCO<3436>、JT<2914>が堅調。

 午後は日銀のETF買い入れ等の期待が下支えとなりそうだが、さすがに決算ピークとなるなか、模様眺めムードが強いだろう。また、225型の大幅な買い越しによってSQ値が19991.27円と大きく乖離していることもあり、幻のSQとして手掛けづらくさせるだろう。個別決算を見極めつつ、短期的な値幅取り狙いが中心になりそうだ。

 決算については、株価が調整していたものについては、一先ずアク抜けを意識したスタンス。強いトレンドだった銘柄については、戻り売りが意識される。とりわけ、中小型株については、この動きが顕著に表れそうだ。
(村瀬智一)


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