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日経平均は反発、13時半辺りからの売りへの警戒感を払拭するか


 日経平均は反発。68.11円高の18977.37円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。名実ともに新年度相場入りとなるなか、日経平均は買い先行で始まった。ただし、寄付き直後に付けた18990.39円を高値に、その後はこう着感の強い相場展開をみせている。

 セクターではその他製品、食料品、サービス、水産農林、ゴム製品、鉱業、小売、化学がしっかり。半面、鉄鋼、非鉄金属、銀行、石油石炭、保険が冴えない。東証1部の騰落銘柄は、値上り数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。売買代金上位では、シャープ<6753>、任天堂<7974>、NTT<9432>、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、ファイズ<9325>、キーエンス<6861>が堅調。半面、東芝<6502>、ソニー<6758>、メガバンク3行が小安い。

 日経平均は先週末の終値を挟んでのこう着が続いている。一目均衡表では雲を割り込んでの推移となり、こう着ながらも押し目買いの入れづらい状況であろう。また、先週後半にみられた13時半辺りからの売りへの警戒が心理的に影響する可能性もあり、まずはこの時間帯の警戒感を払拭することが必要であろう。とりわけ、前引けが上昇といった形で日銀のETF買い入れが行われないとみられる状況のなか、13時半辺りを狙った仕掛け的な動きが警戒されやすい。

 物色は中小型株にシフトしやすいとみられるが、物色対象に広がりはみられず、一部の強い銘柄に短期資金が集中しやすいと考えられる。
(村瀬智一)


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