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マザーズ指数は続伸、外部環境が追い風、IPOのZUUは初値持ち越し


 日経平均の続伸や円安進行などを背景にマザーズ銘柄にも安心感が広がる格好となった。しかし、米中貿易摩擦への警戒感は拭えていないことから、買い一巡後は5日線水準で上値の重い展開となり、自律反発の域は脱しなかった。時価総額上位銘柄は総じて軟調となっており、大きく値を上げたのは一部の個別材料株にとどまった。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1187.75億円。騰落数は、値上がり151銘柄、値下がり88銘柄、変わらず12銘柄となった。
 値上がり率上位では、ALBERT<3906>やレントラックス<6045>、グレイステクノロジー<6541>が2ケタを超える上昇率となった。売買代金上位銘柄では、駅探<3646>が7%を超える上昇となったほか、じげん<3679>やAMBITION<3300>も堅調であった。じげんは、東証から承認を受け、上場市場が27日から東証1部に変更になると発表したことで翌月末からTOPIXの構成銘柄に組み入れられるため、機関投資家の需要を見込んだ買いが入った。AMBITIONは、18年6月期の年間配当予想を16.50円に増額修正したことが好感された。一方で、
6/19に上場したメルカリ<4385>やユナイテッド<2497>、ミクシィ<2121>などはさえなかった。
 なお、本日上場のZUU<4387>は買い気配のまま値付かずであった。


<SK>

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