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マザーズ指数は4日続落、注目IPO控え換金売りの思惑も


 本日のマザーズ市場では、引き続き軟調な推移となった。本日の東京市場では、売り先行となった日経平均が、値がさ株が上げ幅を拡大するなかでプラスに転じ、25日線水準を超えて上昇した。そんななか、個人投資家の関心は中小型株へと向かわなかった。一部市場関係者によると、「メルカリ<4385>やZUU<4387>といった注目度の高いIPOのブックビルディング(BB)が週初から開始されており、換金売りの思惑から中小型株には利益確定の動きが出やすい」との声も聞かれた。これを背景に、物色も一部のテーマ株や材料株に限られた。なお、マザーズ指数は4日続落、売買代金は概算で708.05億円。騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり170銘柄、変わらず13銘柄となった。
 値下がり率上位銘柄には、キャンバス<4575>やビープラッツ<4381>のほか、ユーザベース<3966>などが並んだ。売買代金上位では、執行役副社長CFOの辞任などが引き続き嫌気されたそーせい<4565>や直近IPO銘柄のラクスル<4384>、ユナイテッド<2497>などがさえない推移に。一方で、時価総額上位銘柄のミクシィ<2121>のほか、ALBERT<3906>やサンバイオ<4592>は堅調。


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