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マザーズ指数は4日続伸、IPO一家ダイニングは初値持ち越し


 本日のマザーズ市場では、日経平均が23000円手前で上げ一服となり、中小型の材料株に値幅取り狙いの物色が向かった。マザーズ主力株の一角も堅調で、指数の支えとなった。
しかし、直近IPO銘柄や直近上昇の目立った銘柄などに利益確定売りが出て、マザーズ指数はマイナスに転じる場面も見られた。なお、マザーズ指数は4日続伸、売買代金は概算で922.81億円。騰落数は、値上がり92銘柄、値下がり143銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、中村超硬<6166>がマザーズ売買代金トップで9%超の上昇。一部証券会社の新規高レーティングが観測されている。その他では、DMP<3652>、ソレイジア<4597>、サイバーダイン<7779>、BS<3623>、SOSEI<4565>などが上昇。富士通<6702>の「ロボットAIプラットフォーム」にAI(人工知能)エンジンを提供したsMedio<3913>は一時ストップ高。新日鉄住金<5401>に製鋼副資材の出荷を開始したリファインバス<6531>はストップ高水準で本日の取引を終えた。一方、直近IPO銘柄のサインポスト<3996>や、GNI<2160>、ロコンド<3558>、ドリコム<3793>、ウェルビー<6556>などが軟調。また、第1四半期決算がマイナス視されたシルバーライフ<9262>は10%超下げ、マザーズ下落率トップとなった。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場した一家ダイニング<9266>は買い気配のまま初値が付かなかった。


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