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マザーズ指数は8日ぶり反落、地政学リスクで売り、IPOクックビズは初値2.3倍


 本日のマザーズ市場では、北朝鮮を巡る一部報道を受けて朝方にリスク回避の売りが広がった。その後、日経平均に連れてマザーズ指数も下げ渋る場面があったものの、上値追いの動きは限定的で、前日終値を前に戻り一服となった。なお、マザーズ指数は8日ぶり反落、売買代金は概算で1326.20億円。騰落数は、値上がり88銘柄、値下がり146銘柄、変わらず4銘柄となった。
 個別では、アンジェス<4563>、力の源HD<3561>、DMP<3652>、ソレイジア<4597>、GNI<2160>などが下落。監視カメラ・車載カメラ関連として前日買われたテックポイント<6697>は急反落した。また、期末の権利落ちを受けてアクトコール<6064>がマザーズ下落率トップとなった。同社は株主優待の人気が高い。一方、直近IPO銘柄のサインポスト<3996>は活況が続いたが、引けにかけて上げ幅を縮めた。その他では、SOSEI<4565>や串カツ田中<3547>などが上昇。一部証券会社の新規高評価が観測されたマネーフォワード<
3994>は高値更新。また、U&C<3557>やロコンド<3558>といった消費関連銘柄がマザーズ上昇率上位に顔を出した。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したクックビズ<6558>は公開価格の約2.3倍となる初値を付け、その後もストップ高水準まで買われた。


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