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【新刊情報】執筆十四年、佐藤友哉による青春文学の集大成!!『青春とシリアルキラー』4月26日(火)発売。


株式会社ホーム社は、2022年4月26日(火)に佐藤友哉著『青春とシリアルキラー』を刊行いたします。

〈この本は、なんだかわからないうちに人生をしくじった僕と、その周辺について書いたものである。〉
かつて思春期の自意識を描いてきた小説家も、既に三十代の終わりに差し掛かっていた。妻子と共に暮らす現在の幸福とかつてシリアルキラーに魅了された己自身との葛藤の中で、新たなるステージが幕を開ける。男たちの救済を描く佐藤友哉最新作。web好評連載、待望の書籍化!!

中年男性は生きにくい。
結婚しても結婚しなくても地獄だ。
どうすれば我々は救われるのか?
そんな疑問への答えが描かれたメタフィクション。
面白い!
----滝本竜彦氏推薦!!

【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000257503&id=bodyimage1

《本文より》
 三十八歳だというのに暮らしが崩壊寸前で、キッチンに山積みになった皿を洗う前にビールを飲まないと気合いが入らず、 夜遅くに帰ってきた妻と顔を合わせるとき、変に緊張してしまうような僕は、まあざっくり云って人生がしんどい。
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 ナイフはすっかり研がれている。僕はそんなナイフを見て、自分と他人のどちらに突き刺すべきかを考える。答えはすでに出ている。臆病者の僕はそもそもナイフなんて使わないし、他人を殺すよりも自分を殺すほうがいいし、自殺するときは首吊りってむかしからきめているから。
--------------
 犯人の男は五十一歳で、社会との接点がなかったという。
 僕は思わず、ほんの一瞬だけど、共感しそうになった。
 つまりその男は、五十一歳まで生きたあげく、まともな人生ではなかったことにがまんならなくなり、それで他者と自分を殺すしか道がなくなってしまったのだろう。三十八歳になってもぼんやりしている僕にしてみれば、よくわかる話だった。でも同時に、なにやってんだよと思った。僕は劇場型の少年犯罪には甘いところがあるけれど、劇場型の中年犯罪は大きらいだ。だいたい、子供を何人殺したところで欲求不満が解消されるはずもないだろ。
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Q. 疲れた人生を救うものはなにか? 殺人と自殺以外で答えなさい。
A. 失踪と不倫!

【目次】
0 はじめに
1 自殺のメインターゲット
2 太宰治が死んだときと同じ年齢になっちゃった問題
3 阿南さんのこと
4 あげくの果てのシリアルキラー
5 人を傷つけない文章
6 虚構に生きる人間を現実的に描く
7 連載スタート
8 死体さがしにおける「家庭の幸福」
9 家庭内における「家庭の幸福」
10 大量殺人(1)
11『神曲』
12 結局マイノリティ、そして
13 あげくの果てのロックンロールバンド(1)
14 大量殺人(2)
15 青春とシリアルキラー
……
ほか、全33章で構成。ほかに「ドグマ34」(「すばる」2015年4月号掲載)を収録。

【著者プロフィール】
佐藤友哉(さとう・ゆうや)
1980年北海道生まれ。2001年『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』でメフィスト賞受賞。2007年 『1000の小説とバックべアード』で三島由紀夫賞を最年少で受賞。他の著書に『クリスマス・テロル invisible×inventor』『世界の終わりの終わり』『デンデラ』『ナイン・ストーリーズ』『転生! 太宰治 転生し て、すみません』等がある。

【書誌情報】
書名:『青春とシリアルキラー』
著者:佐藤友哉
発売日:2022年4月26日(火)
定価:1,980円(10%税込)
体裁:四六判ハードカバー 本文248ページ
発行:ホーム社/発売:集英社
ISBN:978-4-8342-5356-6
装画:Gustave Doré "la Divine Comédie”
装丁:川名潤
初出 :「青春とシリアルキラー」
 ホーム社文芸サイト「HB」2019年3月~2021年3月
特別収録「ドグマ34」
 「すばる」2015年4月号



配信元企業:株式会社ホーム社
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