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JIG-SAW、酒井重工業、熊谷組、自律走行式振動ローラを活用した実証実験を実施


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000250806&id=bodyimage1

JIG-SAW株式会社(本社:東京都千代田区、以下:JIG-SAW)は、酒井重工業株式会社(本社:東京都港区、以下:酒井重工業)及び株式会社熊谷組(本社:東京都新宿区、以下:熊谷組)と共同で、熊谷組の施工現場において、ASCS for Compaction Equipmentプロジェクト※1の一環として、自律走行式ローラを活用した実証実験を実施致しましたことを、本日発表致します(写真-1)。


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000250806&id=bodyimage2

写真-1 実証実験の様子

今回の実験では、自律走行性能の精度を確認するために、予め生成した目標経路に対してどの程度追従できているか(以下、経路追従性)を確認致しました。
その結果、目標経路からのズレは最大20cm程度で、経路追従性能が極めて高いことが確認されました(図-1)。


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000250806&id=bodyimage3


図-1 自律走行時目標経路に対する誤差の例

さらに、自律走行と有人作業とを比較するため、試験エリア内で規定転圧回数を6回(ラップ箇所は12回)、横断方向に5レーンを設定致しました。
工区全体の面積を100%とした場合、規定6回で転圧された面積は、有人作業では25.9%、自律走行では91.5%と、約3.5倍に向上しております(図-2)。


【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000250806&id=bodyimage4

図-2 有人作業と自律走行の転圧回数のばらつき比較例
(Compaction Meister※2 転圧回数データより)

また、有人作業では、6レーンの転圧となってしまいましたが、自律走行では、前述の通り、正確な転圧が可能なため、設定通り5レーンの転圧となることから、自律走行式振動ローラにより、現時点で20%の作業の省力化が可能であることが確認できました。
今後は、施工現場への本格導入に向けた取り組みを加速して参ります。

※1:ASCS for Compaction Equipmentプロジェクトにつきましては、下記をご参照下さい。
https://www.sakainet.co.jp/news/item/20190613gyoumuteikei.pdf

※2: Compaction Meister
GNSS及びデータクラウドを用いたローラの転圧回数管理、又は振動ローラ用の酒井重工業社加速度応答法(CCV:Compaction Control Value)による締固め品質用の表示・管理ツール
https://www.sakainet.co.jp/products/related/compactionmeister.html

JIG-SAW株式会社について
・IoTデータコントロールサービス
・独自アルゴリズムによる全自動IoT・クラウドデータ制御・センサーコネクトサービス
・最先端チップ、モジュール開発及び各種通信制御、次世代リアルタイムOSの研究開発
※最適自動制御・運用技術「オペレーションテクノロジー(OT)」をベースにした全産業の自動化、分散化、シェアリング化のためのA&Aサービスを展開
※OS技術を軸としたソフトウェア技術と組込み、超高速通信、信号制御を軸にしたハードウェア技術を保有並びに基盤技術の再生医療及び画像制御分野等への応用

会社概要
社名 :JIG-SAW株式会社
https://www.jig-saw.com/
拠点 : 東京本社/東京都千代田区大手町1丁目9番2号
コントロールセンター/ 札幌2拠点(N83 &N44)、北米1拠点(TCC)
米国法人/サンフランシスコ、サンノゼ
カナダ法人/トロント



配信元企業:JIG-SAW株式会社
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