starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

Koch Industries、インフォアの買収を完了



Koch Industries、インフォアの買収を完了

 あらゆる業界に特化したクラウド型業務ソフトウェアを展開する米Infor(以下インフォア)は、Koch Industries(以下、Koch)がGolden Gate Capitalの保有するインフォアのすべての株式を買収完了したことを発表します。業界特化のクラウドソフトウェアを提供する世界的なリーダー企業であるインフォアは、Kochの技術変革の要となってきました。Kochは、過去6年間で260億ドル以上のテクノロジー関連の投資を実施し、複数の業界にわたるグローバルな事業ポートフォリオを変革してきました。2017年からインフォアへの投資を開始して以降は、ERPや人事管理、サプライチェーン、資産管理、会計管理などのインフォアのソリューションを事業全体にわたって導入しています。

 今回の買収によって、Kochは、デジタルトランスフォーメーションを加速させる上で重要となる新しい機能を手に入れました。一方でインフォアには、製造や小売、流通などの業界向けのミッションクリティカルなソフトウェアの専門性を強化し続けるための必要なリソースと業界知見がもたらされます。また、すでにコネクテッドデバイスの製造や医療用浄化製品、医療品の事業を展開しているKochにとって、インフォアの先進的なヘルスケア・オペレーション・プラットフォームや相互運用性ソリューションは、ヘルスケア事業をさらに拡張するものとなります。

 Kochの独立子会社となったインフォアは、引き続きニューヨーク市のインフォア本社にて現在の経営陣により事業を継続します。今回の買収によって、インフォアは、テクノロジー業界で最も自己資本の充実させた企業のひとつとなります。インフォアは、世界中の68,000社を超える顧客の最も困難なビジネス課題の解決に向けて、業界に特化したCloudSuitesを提供するための製品の設計・開発に約40億ドルを投資しています。

 米インフォアの最高経営責任者(CEO)のケビン・サミュエルソン(Kevin Samuelson)は、次のように述べています。
「Koch Industriesの一員になることは、インフォアの胸を躍らせるような新たな歴史の幕開けとなります。今後は、長期的なアプローチで、お客様のビジネスの近代化と目に見える成果の達成に向けてサポートする業界特化型ソリューションの開発に注力できるようになります。」

 Koch Industries、エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼エンタープライズ担当CEOのジム・ハナン(Jim Hannan)氏は、次のように述べています。
「インフォアの独自のアプローチと革新的なチームが、市場に意義ある価値を提供していることは、もとより明らかです。実りの多いパートナーシップを実現してくれたGolden Gate Capitalに感謝するとともに、世界中の17,000人のインフォア社員をKoch Industriesに歓迎します。」

 Golden Gate Capitalの共同創設者であるデイビッド・ドミニク(David Dominik)氏は、次のように述べています。
「私たちは、インフォアの設立から18年間にわたって、業界リーダーへの成長を押し上げてきたことを誇りに思います。」
 また、同社マネージング・ディレクターのリシ・チャンドラ(Rishi Chandna)氏は、次のように付け加えています。
「私たちは、インフォアの経営陣とKoch Industriesとのパートナーシップによるメリットを享受しました。今後のインフォアの成長に期待しています。」

 本取引の条件は非公開です。ゴールドマン・サックス、ロスチャイルド、シティグループ・グローバル・マーケットが、Kochのファイナンシャルアドバイザーを務め、Jones Dayが法務アドバイザーを務めます。モルガン・スタンレー、BofAセキュリティーズ、クレディ・スイスが、Golden Gate Capitalのファイナンシャルアドバイザーを務め、カークランド・アンド・エリスとノーブ・ヒル・ロー・グループが、法務アドバイザーを務めます。

※当リリースは、2020年4月6日に米国で発表されたリリースの抄訳をベースにしています。
https://www.infor.com/news/koch-industries-completes-infor-acquisition

●インフォア、インフォアジャパンについて
  インフォアは、クラウドを用いた業界特化型のビジネスアプリケーションにおけるグローバルリーダーです。17,300人を超える社員が、170か所以上の地域で68,000以上のお客様を支援しています。インフォアのソフトウェアは、お客様の業務の進化に向けたデザインとなっています。さらに詳しくは< www.infor.com >(英語)をご覧ください。インフォアジャパンは、米国インフォアの日本法人として、各種エンタープライズソリューションの販売、導入、コンサルティングを行っています。詳しくは< https://www.infor.com/ja-jp/ >をご覧ください。

・インフォアのお客様には下記が含まれます。
・航空宇宙企業20社
・ハイテク企業上位10社のうち9社
・米国最大のヘルスケア提供ネットワーク25のうち14社
・米国の大都市20のうち19
・自動車サプライヤ20社のうち18社
・産業用製品販売上位20社のうち14社
・グローバル小売企業上位20社のうち13社
・醸造企業上位5社のうち4社
・グローバル銀行20行のうち17行
・最大規模のグローバルホテルブランド10社のうち9社
・グローバルな高級ブランド上位10社のうち7社

●Koch Industriesについて
 米国カンザス州ウィチタに拠点を置くKoch Industries(コーク・インダストリーズ)は、Forbesによると推定年間売上高1,100億ドルとされる米国最大の非上場企業です。同社は、石油精製・化学・バイオ燃料、林産物・消費財、肥料、ポリマー・繊維、プロセス・公害防止システム、電子装置、ソフトウェア・データ分析、鉱物、ガラス、自動車部品、畜産業、商品取引、投資などの多様な分野にグループ企業を所有しています。2003年以降、Kochは、事業の成長と改善のために約1200億ドルを投資しています。さらに詳しくは、< www.KOCHind.com >をご覧ください。

●Koch Equity Development LLC(KED)について
 米国カンザス州ウィチタと英国ロンドンにオフィスを置く KEDは、業界にとらわれない自己資金投資と戦略的買収にフォーカスしています。完了した主な自己資金投資には、Getty Images、Global Medical Response、Meradith/Time Inc.、Solera Holdings Inc.、The ADT Corporation、Transaction Network Servicesなどがあります。2012年以降、Koch companies は、150億ドル超の自己資金投資を行っています。

●Golden Gate Capitalについて
 Golden Gate Capital は、サンフランシスコを拠点とする非上場の投資企業であり、運用資産総額は150億ドルを超えています。Golden Gate Capital の投資は長期にわたって成功しており、株式非公開化や会社分割、資本再構成、負債性投資および上場株式投資などを含む幅広い業界と取引種別にわたります。Golden Gate Capitalによるその他の有名なソフトウェア企業に対する投資は、BMC Softwareや Vector Solutions、Neustar、Ensemble Health Partners、2020 Technologiesなどがあります。さらに詳しくは、< https://www.goldengatecap.com/ >をご覧ください。

【将来見通しに関する記述について】
 本プレスリリースには、証券取引法に定める意味での「将来見通しに関する記述」が含まれています。この将来見通しに関する記述は、1995年私募証券訴訟改革法の免責条項に基づいています。「確信」、 「期待」 、「想定」、「意図」、「計画」、「見込み」、「予測」、「予想」、「義務」やこれらに類似する表現を伴う記載があったとしても、1995年私募証券訴訟改革法の免責条項に基づいて「将来見通しに関する記述」を確認することを意図しているものです。本記述は、インフォアの業界における経験およびこれまでの傾向、現在の状況、予想される将来的な開発およびその他要因について、適切であると思われる状況を前提としています。これらの将来見通しに関する記述に含まれるものとは実際には異なる結果を引き起こす可能性のあるリスク、不確実性その他の事情に影響されます。これには、米国証券取引委員会に提出した文書内のリスク要因、2019年6月25日にSECに提出した2019年4月30日に終了した会計年度についてフォーム10-Kによる年次報告書が含まれます。
これらのリスクや不確定要素を踏まえて、本プレスリリースの将来見通しに関する記述に依拠することは控えるようにご注意ください。本プレスリリースの将来見通しに関する記述は、本リリースの日付時点でのマネジメントの意見を反映したものです。インフォアは、本プレスリリースに記載されている将来見通しに関する記述について、新たな情報、将来の事象、その他の結果にかかわらず、これらの内容を更新し公表する責任を負いません。フォーム10-Kによる年次報告書に記載のリスク要因およびフォーム 10-Q による四半期報告書を含むSECに定期的に提出するその他の文書を熟読することをお薦めします。





配信元企業:インフォアジャパン株式会社
プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.