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Bluetooth SIG、数十億のデバイスを接続するIoT向けアーキテクチャを発表



Bluetooth(R)センサー向けのインターネットゲートウェイを作成するスターターキットも利用可能


Bluetooth Special Interest Group(本部:米国ワシントン州カークランド、以下、Bluetooth SIG)は、米国時間2月9日、Bluetooth製品向けにインターネットゲートウェイを迅速に作成できるようにする新しいアーキテクチャと教育ツールのサポートを発表しました。BluetoothゲートウェイはBluetoothセンサーからクラウドへ、そしてクラウドからセンサーへデータを中継します。このアーキテクチャは例えば休暇中でも照明消灯やペットシッターのために玄関を開錠するなど、遠隔地からのBluetoothセンサー監視制御を誰でもできるようにすることで、モノのインターネット(Internet of Things: IoT)の潜在能力を引き出します。

Bluetoothインターネットゲートウェイアーキテクチャとツールキットは、開発者、メーカー、ハッカー、OEM関係者にスマートフォンやタブレットを必要とせずにBluetoothとクラウド間のコネクションを迅速かつ容易に作成し、その仲介者としての機能を果たす方法を示します。この本質的な通信機能は、人やシステムが近接性に関わらずセンサーを制御できるようにするIoTの実現に向けた次なるステップとなります。

Bluetooth SIGの開発者プログラムディレクターであるスティーブ・ヘーゲンデルファーは次のように述べています。「Bluetoothメンバーからだけでなく、現在のスマートホームの機能に満足していない消費者からもゲートウェイ機能の需要を聞きました。利用者はソファやオフィスからホームセキュリティシステムを管理したいと考えています。Bluetoothインターネットゲートウェイアーキテクチャはゲートウェイ機能を作成するため開発者向けに標準的な方法を提供します。ルーター、サーモスタット (温度自動調節器)、セキュリティシステムなど家庭で常時オン/常時接続のインフラストラクチャは小型で低消費電力なセンサーとの通信やその制御が行えるようになり、クラウドにその情報を中継し、どこからでも制御が行えるようになります」。

新しいアーキテクチャは家庭内のすべてのセンサーに対するハブの作成や、既存製品へのゲートウェイ機能統合を検討しているスマートホーム開発者の当座のニーズに応えます。

Bluetooth SIGのマーケティング担当シニア・ディレクターであるエレット・クローターは次のように述べています。「IoTが約束する重要な価値は、技術を結びつけ人々の知識と制御を改善することで生活をより一歩改善できるということです。この新しいBluetoothゲートウェイアーキテクチャにより、IoTはそれを実現することができます。Bluetooth対応センサーデバイスがクラウドで監視および制御され、クラウドからデータにアクセスできるよう拡張することも検討しています」。

Bluetoothインターネットゲートウェイスマートスターターキットは以下のウェブサイトからダウンロード可能です。


Bluetooth技術を使用して製品をIoTに接続する方法に関する詳細は以下のBluetooth SIGホワイトペーパーリポジトリを参照してください。



Bluetooth(R)無線技術について
Bluetooth無線技術は、簡単かつ安全な接続を実現する世界的な無線規格です。およそ30,000社の企業で構成される世界的なコミュニティが推進するBluetooth技術は、身の回りの幅広い「接続されたデバイス」の統合、調和、イノベーションを実現します。協同的な創造と共有された技術規格を通じて、Bluetoothは世界中のユーザーに、シンプル、安全、そして豊かな技術体験を提供します。

詳細については、www.bluetooth.comをご覧ください。

<本件に関する報道関係者からの問い合わせ先>
Bluetooth SIG PRセンター
(株式会社アクティオ内)
TEL: 03-5771-6426
担当:有本、本間、増田、大石
e-mail:sig@actioinc.jp


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