米テネシー州メンフィス--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- フェデックス コーポレーション（NYSE：FDX）は本日、2022年6月1日付けでフレデリック・W・スミス会長兼最高経営責任者（CEO）が執行会長に就任し、ラジ・サブラマニアム社長兼最高執行責任者（COO）が社長兼CEOに昇格すると発表しました。
また、取締役会の監査委員会委員長だったR. Brad Martinは、取締役会の非執行副会長に就任しました。マーティンは取締役会副会長として、取締役会長の後継者に指名されています。取締役会のガバナンス・安全・公共政策委員会委員長のDavid P. Steinerは、引き続き筆頭独立取締役を務めます。スミスとサブラマニアムは共に取締役会に直属し、最高執行責任者の後任は任命されません。この移行措置の一環として、サブラマニアムはフェデックス コーポレーションの次期社長兼CEOに任命され、即日就任しました。
スミスは次のように述べています。「フェデックスはこの50年間、人々と可能性をつなぐことで世界を変えてきました。次の展開を見据えると、ラジ・サブラマニアムのような器量のあるリーダーがフェデックスをこの先大きな成功へと導いてくれることに、大きな満足感を覚えます。私は執行会長として、取締役会のガバナンスや、持続可能性、イノベーション、公共政策といった世界的に重要な課題に注力していきたいと思います。」
Steinerは次のように述べています。「フレッド・スミスはフェデックスを創業したとき、既成概念を覆し、1つの業界を創造しました。執行会長としては、フェデックスと世界を前進させ続ける重要課題、政策、イノベーションに注力します。サブラマニアムは優秀で実績のあるリーダーで、取締役会に全面的に支持されています。戦略と事業に関する30年以上のグローバルな経験を有し、驚異的な成長を遂げる当社を率いてきました。サブラマニアムはこの基盤を発展させ、当社をさらなる高みへと導いてくれると確信しています。」
サブラマニアムは2020年にフェデックスの取締役に選任されており、今後も取締役の地位を維持します。フェデックスの社長兼最高執行責任者に就任する前は、世界最大のエクスプレス輸送会社であるフェデックス エクスプレスの社長兼最高経営責任者を務めていました。また、フェデックス コーポレーションの執行副社長兼最高マーケティング・コミュニケーション責任者を務め、企業戦略の開発を担当しました。さらに、1991年にフェデックスに入社して以来、フェデックス エクスプレス カナダの社長や、アジアと米国で経営とマーケティングの役割を務めました。
サブラマニアムは次のように話しています。「スミスは先見の明のあるリーダーで、実業界における伝説的人物です。世界で最も偉大で称賛される企業の1つを設立しました。この役割に就き、スミスが築き上げたものをさらに発展させることは名誉なことで、光栄に思います。当社は、企業として変革を続け、次なる展開を改めて考えていますが、人とサービスと利益の理念を中核に据える点は今後も変わりません。世界中にいる60万人のチームメンバーを非常に誇りに思います。私たちは共に、発想を実行に移して世界をより良い方向へと変えてきました。これからも、人々やお客さま、株主のために新たな価値を解放していきます。」
フェデックスについて
フェデックス コーポレーション（NYSE: FDX）は世界のお客さまと企業に、幅広い輸送、Eコマース、ビジネスの各サービスを提供しています。年間920億ドルの売上高を誇る当社は、評判の高いフェデックス・ブランドの下、共同で競争し協力して運営すると同時に、デジタルの革新を進める事業会社を通して、統合的なビジネス・ソリューションを提供しています。常に世界で最も高い評価を受け信頼される雇用主にランクされているフェデックスは、60万人近いチームメンバーが常に、安全性、最高水準の倫理・職業基準、お客さまと地域社会のニーズに注力できるよう促しています。フェデックスは、2040年までにカーボン・ニュートラルな事業運営を実現することを目標に、世界中の人々と可能性を責任と資源をもってつなぐことに取り組んでいます。詳細については、about.fedex.comをご覧ください。
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