プラスチックの循環性向上に向けた技術進歩を先導する協業
米ノースカロライナ州シャーロット--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シールドエアーコーポレーション(NYSE:SEE)は、先進的リサイクル技術で業界をリードするプラスチック・エナジーと協業契約を締結したと発表しました。加えて、シールドエアーはプラスチック・エナジーの親会社であるプラスチック・エナジー・グローバルへの株式投資を行いました。
プラスチック・エナジー・グローバルは、プラスチックごみが埋め立て地や海洋に向かわないようにしてプラスチックの循環経済を創出することを目的に、2012年に設立されました。ロンドンに本社を置く同社は、スペインで2つの事業を展開し、西欧とアジアでプロジェクトを進行中です。今後10年間で50カ所の新規施設を構想しています。
「プラスチック・エナジーと力を合わせて技術革新を促進し、廃棄物を除去してプラスチックの循環経済を確保する新技術の開発を加速することを楽しみにしています。今回の協業により、当社の2025年持続可能性目標の達成が支えられ、業界の変革をリードできるでしょう」と、シールドエアーのテッド・ドヘニー社長兼最高経営責任者(CEO)は述べています。
「シールドエアーとこの新たな戦略的協業を開始することができ、うれしく思います。これにより、高度なリサイクル産業の発展が加速し、より多くのプラスチックの循環ソリューションが提供されます」と、プラスチック・エナジー創業者のカルロス・モンリアル最高経営責任者(CEO)は語っています。
課題:廃棄物との闘い
廃棄物は世界的な問題です。プラスチックごみの多くは、決して回収されないか、リサイクルできないと考えられているため、最終的に埋め立て処分されるか、焼却されるか、環境に廃棄されます。社会の観点からは、プラスチックのリサイクルに利用できる選択肢を拡大することが重要です。
機会
プラスチック・エナジーは、プラスチックごみの埋め立て回避を可能にする技術プラットフォームを持っており、2025年までに30万トンのプラスチックを処理することを目標としています。プラスチック・エナジーは、使用済みプラスチックごみを新しいリサイクル・オイルに作り替えます。これを使用して、食品の保護包装を含む重要な包装ソリューションを生産でき、プラスチックを新たな資源にできます。今回のプラスチック・エナジーとの協業を通じて、シールドエアーは、プラスチックごみを除去すること、リサイクルへの補完的アプローチをサポートすること、顧客がリサイクル・プラスチックを包装材の中に取り入れることを可能にすることに貢献していきます。
大胆な取り組みと連携
シールドエアーは、新技術の連携、研究、開発、実装を通じて、プラスチックの循環経済に向けた推進活動で重要な役割を果たす決意です。
2018年に、シールドエアーは大胆な持続可能性とプラスチックへの取り組みを発表し、2025年までに100%リサイクル可能または再利用可能な包装ソリューションの設計と発展を誓約しました。誓約の一部として、当社はすべての包装ソリューションでリサイクル材料平均50パーセントという野心的目標を掲げ、その60パーセントを使用済みリサイクル材料由来とすることを決めています。
この誓約には、世界的パートナーとの協業を主導してリサイクル率と再利用率を高める取り組みも含まれ、これはプラスチック・エナジーへの投資にも沿っています。2019年に、シールドエアーは環境中のプラスチックごみの排除に役立つソリューションへの投資に取り組む世界的な非営利団体のアライアンス・トゥ・エンド・プラスチック・ウェイストに加盟したことも発表しました。
シールドエアーについて
シールドエアーは、保護し、重要な包装の課題を解決し、私たちの世界を今よりも良くするビジネスを展開しています。当社の主要な包装ソリューション・ポートフォリオには、CRYOVAC®ブランドの食品包装、SEALED AIR®ブランドの保護包装、AUTOBAG®ブランドの自動化システム、BUBBLE WRAP®ブランドの包装が含まれ、これらにより、より安全で効率的な食品サプライチェーンを実現し、世界各地で輸送される価値ある商品を保護します。シールドエアーの2019年の売上高は48億ドルで、約1万6500人の従業員が124カ国でお客さまにサービスを提供しています。詳細については、sealedair.comをご覧ください。
プラスチック・エナジーについて
プラスチック・エナジーは、ケミカルリサイクル技術の使用と開発の最前線に立っています。この技術は、従来のリサイクル不可能なプラスチックごみを炭化水素製品(TACOIL)に変換するもので、リサイクルされた新品同様のプラスチックの製造に使用されています。プラスチック・エナジーは現在、スペインで24時間態勢(年間330日稼働)で2つの商用プラントを運営しています。特許取得済みの技術を使用して、使用済みプラスチックごみ由来の数百万リットルのリサイクル・オイル(TACOIL)を販売してきた世界で数少ない企業の1つです。当社は、プラスチックの低炭素循環経済への移行に関して、その分野をリードしています。
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