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生産国別の大豆ミールの栄養的経済的違いについての理解を深める研究



メタ分析で生産国別の商用大豆ミールを比較、米国産大豆ミールの品質的な優位性と経済的な利点が明らかに

セントルイス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 新たなメタ分析研究により、米国産大豆が品質と栄養素密度の点で世界有数であるとの名声が高まりました。この研究は「諸国で生産された大豆由来の商用大豆ミールにおける化学組成、タンパク質の品質、栄養価」と題するもので、すべての大豆ミールが等しいわけではなく、生産国が異なれば大豆ミールは養豚飼料や家禽飼料を調製する際に異なる取り扱いが必要であることを示しています。この研究データはその後、栄養価カリキュレーター(Nutrient Value Calculator、NVC)によって処理しました。NVCは、飼料コストを可視化するために設立された企業であるジェネシス・フィード・テクノロジーズが構築したソフトウエアツールです。このコスト分析は、家禽飼料の配合における重要成分として、他国と比較した場合の米国産大豆ミールの経済的利点を支持するものです。




ゴンサロ・マテオス博士(スペイン、マドリード大学、動物科学教授、本研究の共著者)はアメリカ大豆輸出協会(USSEC)アジア通商交流会にて、米国産大豆のお客さまと大豆産業代表団の850人を前に、このメタ分析からの知見を初めて発表しました。この先駆的な研究集成はこれまで実施された大豆ミールの品質レビューとして最も包括的なものであり、異なる生産国由来の大豆ミールの品質について、お客さまが一層明確につかめるようにするものです。メタ分析では異なる研究18件と試料1944体を吟味して、大豆の生産国と化学組成および大豆ミールの栄養価の関係を定量化しました。大豆の生産国は、アルゼンチン、ブラジル、米国、インドです。



ゴンサロ・マテオス博士(スペイン、マドリード大学、動物科学教授)は、次のように述べています。「本研究の重要ポイントの1つは、生産国が異なる大豆ミールの栄養価を評価するに当たっては異なる指標を顧客は使うべきだということです。タンパク質や植物性スクロースの含量のみに基づいて購入すれば、実際には低品質の商品を購入している可能性があります。従って、購入の決定を行なう前に、大豆ミールの栄養価に関係する値すべてをチェックすることが重要です。これが本研究で言っていることです。」



本メタ分析におけるデータは、世界市場における大豆ミールの経済評価で新たな重要指針となります。ジェネシス・フィード・テクノロジーズの栄養価カリキュレーター(NVC)を使用すると、地域の飼料メーカーを代表する式を用いて、米国産大豆ミールの経済価値を世界市場において評価できます。飼料中のその他全成分の栄養価と価格も、この計算で使用されます。NVCは米国産大豆ミールが家禽飼料のコスト低減に大きく貢献していることを示しています。



ジェネシス・フィード・テクノロジーズの最高経営責任者(CEO)で共同設立者のピーター・ショットは、次のように述べています。「アメリカ大豆輸出協会が実施したこの画期的研究に当社が参加できて感激です。当社は、各購入者がこの結果に留意して、もっと米国産大豆を購入し、それぞれの飼料コストの大幅削減を達成していただきたいと思います。このNVCは異なる生産国の大豆ミールの経済的栄養価を分析することで、商社や購入者が飼料投資の判断に当たってより良い情報が得られるよう、栄養専門家と直接つながることのできる基盤をもたらします。」



前述のメタ分析研究のデータを取り入れてコスト削減額を比較すると、米国産大豆ミールの削減幅はアルゼンチン産大豆ミールと比べてトン当たり14.57~23.24ドル、ブラジル産大豆ミールと比べてトン当たり2.48~10.26ドルとなります。



USSECの米国産大豆マーケティング担当シニアディレクターを務めるポール・バークは、次のように述べています。「米国産の大豆と大豆ミール製品は価格上の利点があり、アミノ酸やエネルギーの素晴らしいプロファイルなど、他国産と比べて多くの重要な栄養特性で第1位にランクしています。今回の研究によって今後も、当国のお客さまが頼りにでき、価値と一貫性があり、より経済的な製品を確実にお届けできることになります。」



大豆ミールは世界の飼料産業において重要なタンパク源であり、同産業では大豆ミールが家畜・家禽・水産の飼料として使用されています。動物用飼料向けのこうした需要を満たすため、持続可能な米国産大豆を生育する農業者は、信頼できる供給者となることに注意を払うだけでなく、高品質の製品を世界のお客さまに提供することに誇りを持っています。



USSEC会長、アメリカ大豆協会理事、ノースダコタ州バレーシティの大豆農家であるモンテ・ピータースンは、次のように述べています。「米国産大豆ミールのような高品質タンパク質製品に対する世界需要は、人口が増え続ける中で極めて重要となっていきます。米国全土の農業者はこうした需要を満たす準備があり、意慾を持っています。当国の大豆農業者は食料と飼料の両分野に対して、一貫性と栄養価があって効率的なタンパク源を供給しています。今回のメタ分析は、米国産大豆が最高の品質と最高の経済的選択であることが科学によって示された点で重要です。」



メタ分析の詳細と要約については、こちらをクリックしてください。ゴンサロ・マテオス博士とジェネシス・フィード・テクノロジーズが参加したUSSECの録画ウェビナーの視聴登録をされ、メタ分析についての重要な知見に耳を傾けていただくとともに、他国産と比べた場合の米国産大豆ミールの栄養価についての理解を深めてください。



アメリカ大豆輸出協会について



アメリカ大豆輸出協会(USSEC)は米国の大豆生産者、加工業者、運送会社、販売会社、提携アグリビジネス企業、世界各地で米国大豆の促進に取り組む農業組織が参加するダイナミックなパートナーシップです。海外オフィスの世界的ネットワークと米国内での強力なサポートにより、USSECは米国産大豆および大豆製品の促進に取り組み、飼料、養殖、人間による消費のための大豆の利用について啓蒙し、教育を通じて大豆使用のメリットを広報し、確かな会員プログラムによって業界リーダー相互を結びつけています。USSECは、一部の資金を米国大豆協会から受け取っています。詳細は、www.ussec.orgをご覧ください。



原文はbusinesswire.comでご覧ください:

https://www.businesswire.com/news/home/20200706005035/en/



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


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Paul Murphy-Spooner
PmurphySpooner@unitedsoybean.org
515.975.6584

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