エンコネックスがメソッド・エレクトロニクスのアクティブ・エナジー・ソリューションズ部門を買収

2019年11月25日 16:08:00
マネー
ビジネスワイヤ

戦略的買収で長期的関係を強化し、革新的なリチウムイオンUPSの効率的な製造と出荷を実現

米ネバダ州リノ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- エンコネックスは本日、メソッド・エレクトロニクスの一部門であるアクティブ・エナジー・ソリューションズ（AES）の資産を取得し、両社の長期的な関係を強化したことを発表しました。 AESとの独占販売契約に基づき、エンコネックスはAC6000無停電電源装置（UPS）を顧客に提供してきました。エンコネックスはネバダ州リノの本社に製造施設を新設し、この製品を当社の総合データセンターソリューションに組み入れました。

エンコネックスの製品ライン管理担当ディレクターのセイン・ムーアは、次のように述べています。「この買収は、AESとの戦略的パートナーシップの拡大として当然のものです。AC6000は堅牢でありながら環境に配慮したUPSで、今日のITとデータセンターの需要を支える上で必要な先進機能を提供します。当社はまた、ファームウエア更新版をAC6000の既存顧客すべてに提供し、最新成果の利点を活用いただけるようにしています。」

AC6000は、停電からIT機器を保護するとともに電力需要のピーク時に同社のピークカット技術で送電網を補完する初のラインインタラクティブUPSです。同社の産業用グレードのリチウムイオン蓄電池パックは、最大6キロワットの電力を6分間フルに供給します。これは、従来の鉛酸蓄電池と比べて330%長くなっています。1時間かからずに90%まで高速充電でき、保守を行わなくても最大7年の電池寿命を実現します。鉛酸蓄電池を使用するUPSより最大75%軽量で、データセンターに占めるラックスペースはわずか2Uというコンパクトな設計です。

AC6000に用いられているピークカット技術は特許出願中で、ピーク負荷時にバッテリー電源に移行する高度なエネルギー管理技法を採用しており、総エネルギーコストを削減します。 AC6000は電池セルの電力バランスを維持するよう設計されていて、総合的安全エレクトロニクスと熱管理の機能を個々のセルに提供します。本製品は極めて重要な性能測定指標と警告を表示する多機能LCDパネルを搭載し、遠隔監視・管理用にシリアル通信とSNMP通信をサポートしています。

ムーアは次のように述べています。「総所有コストの低さ、大幅な省エネルギー性能、鉛酸蓄電池製品と比べて競争力のある価格設定により、AC6000はわずか2年で投資対効果（ROI）を実現します。このリチウムイオン蓄電池パックは、より優れたエネルギー効率と7年超の電池寿命を実現しながら、データセンターのキャビネット内に占めるスペースはより小さくて済みます。これは、今日のウェブスケールデータセンターと、スペースが貴重なエッジコンピューティングアプリケーションの双方に理想的なソリューションだと思います。」

AC6000はCE認証とUL認証を受けており、世界中で購入可能です。AC6000の詳細と即日の購入方法については、Enconnex AC6000 UPSをご覧ください。

エンコネックスについて

エンコネックスは、データセンターインフラ向けにラック、キャビネット・付属品、接続製品、電源製品、冷却製品、コンテインメント製品などの高品質で費用効率の高いソリューションを設計・製造しています。また、業界のリーダー企業として評価される技術パートナーを選定して、これらの最先端ソリューションを統合しています。米ネバダ州リノに本社を置くエンコネックスは、世界各地に事業所と販売拠点を戦略的に配置し、世界中の顧客ニーズに対応しています。

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