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OLED材料革新企業のCYNORAがシリーズCラウンドの初回クロージングで2500万米ドルを確保、新たな最高経営責任者にAdam Kablanianを任命


米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シリーズC資金調達ラウンドの初回クロージングが行われたことを受け、CYNORA(サイノラ)は本日、アジア、欧州、米国の投資家から2500万米ドルの資金を調達したと発表しました。ドイツ企業のCYNORAは、素材分野の新たなリーダー企業であり、次世代有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイに必要とされる超高効率発光システムを製造する新技術を保有しています。当社は、2008年の設立以来、8000万米ドルを調達してきました。追加投資を加えたCラウンドの最終クロージングは、間もなく行われると予想されています。








関係する行動として、CYNORAは最高経営責任者(CEO)にAdam
Kablanianを任命しました。Kablanianは、Cラウンドの一環として当社に入社します。研究開発と初期の顧客エンゲージメントを通じて当社を率いてきたGildas
Sorinの後任となります。Sorinは、移行期間中はCYNORAに留まります。Kablanianは過去にいくつもの公開・非公開のシリコンバレーの企業の経営職を務め、複雑な技術の商品化や世界的な顧客をサポートする大規模インフラの構築などを行ってきました。そのような企業には、Kablanianが共同設立した組み込みメモリーのリーダー企業であるVirage
Logicがあります(同社はその後Synopsysに買収されています)。Aixtronに買収されたOLEDエンカプスレーション企業のPlasmaSiでも経営職を務めました。



世界的なベンチャーキャピタルと戦略的投資家のシンジケート



新たなシリーズC投資家には、SRFパートナーズ・グループ(韓国のテクノロジー企業からの資金を含む米国のファンド)、DBOLED
LLC(米国のファンド)、SBIクロスボーダー・アドバンテージファンド(韓国)が含まれます。既存の投資家も、このラウンドに参加し、そのような投資家には、MIGファンズ(ドイツの有力ベンチャーキャピタル)、Wecken
&Cie(スイス)が含まれます。以前の投資家には、LGディスプレイ、サムスン・ベンチャー投資が含まれます。



SRFのパートナーのDan Rubinが、CYNORAの取締役会に加わります。



この資金は、次世代OLEDディスプレイのためのCYNORAの熱活性化遅延蛍光(TADF)材料の製造、販売、サポートを可能にする世界的なインフラの構築に使用されます。TADF材料は、現在OLEDデバイスで性能を制限する要素となっている青色発光材の効率を根本から改善します。青色発光材の効率を高めることは、ディスプレイ・メーカーの優先課題となっています。超高効率青色発光材は電力消費量を最大50%削減できるだけでなく、製造コストも抑制できます。CYNORAの専有技術によるTADF青色発光材ソリューションは、現在商品化が近づいており、低消費電力の利点を実現して業界最高水準の性能を示すことが証明されています。



成長を加速させる新たな経営陣



テクノロジー企業のCEOを複数回務めてきたKablanianが、ドイツの当社本社からCYNORAを指揮します。これまでのキャリアを通じて、Kablanianは、科学に基づいた変革的技術を中心としていくつもの世界的企業を作り上げ、顧客と株主のために価値を創出してきました。Virage
Logicでは、先駆的な半導体メモリ設計IPソリューションを世界的に売り出し、商品化の障壁を破り、代表的顧客企業が差別化された組み込みメモリを実現することに貢献しました。



PlasmaSiのCEOとしては、OLEDという新たなディスプレイ技術がスマートフォンで選ばれる製品として他のLCDに対して優位に立った頃に、OLED産業に参入しました。今日でも、OLEDの勢いは続いています。Display
Supply Chain
Consultants(DSCC)は、OLEDディスプレイの市場が今後4年間に2倍近くに拡大し、今年の287億米ドルから2023年には520億米ドルに成長していると予測しています。OLED技術は、スマートフォンのディスプレイやテレビで驚くほどの画素品質を提供するだけでなく、折り曲げ可能なデバイスや湾曲可能なデバイスといった、まったく新しいフォームファクターも可能にします。CYNORAの技術は、持続的なイノベーションに不可欠な貢献をしています。



Kablanianは、カリフォルニア大学バークレー校で物理学の学士号、カリフォルニア州のサンタクララ大学で電気工学の修士号を取得しています。



経営陣の発言



「新しい投資家の皆さまをCYNORAにお迎えすることができ、うれしく思います。長い間の投資家として、私たちは当社がSorinを中心としてOLED業界の価値あるプレイヤーとなっていく過程を目にしてきました。私たちは、CYNORAの成功のためのSorinの尽力に感謝しています。私たちは、Kablanianのような有能な人材にCYNORAの経営職を引き受けていただけることを幸運に感じています。Kablanianは、複雑技術の製造や国際的なスタートアップ企業の育成で高い専門能力を持ち、パートナー関係や顧客関係を得意としています。Kablanianと経営陣チームと共に働いて、このベンチャー企業の類い希な発展を継続していくことを楽しみにしています。」(Kristian
Schmidt-Garve、MIGファンズのパートナー、CYNORA会長)



「SRFは、ディスプレイ産業への最初の投資としてCYNORAを選びました。ディスプレイは消費者と情報のインターフェイスであるため、利用者の体験を改善し、また新たなアプリケーションへの浸透も推進するために絶え間ない革新が行われています。OLEDは、ディスプレイ技術の未来です。電力消費量を抜本的に削減し、柔軟性や屈曲性があり、丸めることすらできるデバイスを実現できます。当社の投資の焦点は、このエコシステムを可能にする必須技術です。だからこそ、私たちはCYNORAのチームを喜んでサポートいたします。」(Dan
Rubin、SRFパートナーズ・ファンドのパートナー)



「新興技術企業が市場リーダーになる支援をすることは、私の情熱の対象であり、得意とするところでもあります。しかも、情報ディスプレイのような大規模な業界で有意味な革新を起こす見込みのある技術であれば、それは特に素晴らしいことです。私がCYNORAに引き寄せられたのは、そのためです。次世代OLEDディスプレイに顧客が求める高い仕様を満たすためには、まだなすべき仕事が残っています。しかし、私たちのロードマップは積極的であり、人材は豊富であり、財務も健全です。CYNORAの成長のこの次の段階を主導する機会を与えられたことに感謝しています。」(Adam
Kablanian、CYNORAのCEO)



カリフォルニア州サンノゼで行われるディスプレイウィークにおいて、CYNORAの経営陣は、会期中3回のトークの場でTADF技術における最新の動向を発表します。この大会は、情報ディスプレイ学会が開催するもので、世界のディスプレイ・エコシステムの経営陣が集まる最高クラスのイベントです。



CYNORA(サイノラ)について



CYNORAは、世界の情報ディスプレイ業界用材料の新興リーダー企業です。当社は、次世代有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイに必要とされる超高効率発光システムを製造する独自技術を先駆的に開発しました。熱活性化遅延蛍光(TADF)と呼ばれるこの技術は、電力消費量を最大50%削減できる可能性をもたらします。2008年に設立されてドイツのブルッフザールを本拠を置くCYNORAは、非公開企業として活動し、世界の投資家のシンジケートから支援を受けています。www.cynora.com



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。



Contacts


cynora GmbH
Nicole Rauenbühler
m: +49 7251 919 670
email:
rauenbuehler@cynora.com

Agency
Jane
Evans-Ryan
Genuity Communications
m: +1 408-489-6391
email:
jane@genuitypr.com

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