ホールセール中央銀行デジタル通貨(CBDC)を使用した脱集中化銀行間支払いを実現するプロジェクト・インタノンの第1フェーズの一環としてソリューションを開発

米ニュージャージー州イーストブランズウィック & 印バンガロール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- 情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセスサービス世界的大手のウィプロ・リミテッド(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は本日、企業向けブロックチェーン・ソフトウェア企業のR3とのパートナーシップにおいて、銀行間決済のためのデジタル通貨を実現するブロックチェーン・ベースのソリューション・プロトタイプを開発したと発表しました。この開発は、タイ中央銀行とタイの商業銀行8行で構成されるコンソーシアムのために行われました。このソリューションは、プロジェクト・インタノンの第1フェーズの一環として開発されたものであり、ホールセール中央銀行デジタル通貨(CBDC)を使用した脱集中化銀行間リアルタイム・グロス決済(RTGS)を実現し、この技術が支払いの主要機能を果たして効率を高めることができることを実証することを目的としています。


プロジェクト・インタノンは、タイ中央銀行が主導するイニシアチブであり、この協力プロジェクトに参加する8行の銀行とのパートナーシップにおいてブロックチェーン技術を活用し、CBDCトークンの発行によってタイの銀行間取引における資金移動を可能にする概念実証プロトタイプを構築することを目的としています。このプロジェクトは、新たな技術の導入とデジタル化に向けたタイの金融セクターの技術的準備態勢を強化することを目指すものです。2018年8月に始まったこのプロジェクトの第1フェーズは、基盤的な支払いインフラストラクチャーの構築に重点を置き、その他の機能のためのブロックチェーン技術の適用については、その後のフェーズで模索されることになります。

プロジェクト・インタノンの第1フェーズの一環として、ウィプロとR3は、R3のオープンソース・ブロックチェーン・プラットフォームであるCorda上で、コンソーシアムのためにブロックチェーン・ソリューション・プロトタイプを共同開発しました。このソリューションは、流動性節約メカニズム(LSM)を通じた支払いデッドロックの解消のための銀行の流動性準備を自動化します。このプロトタイプは、DLTが24時間年中無休の銀行間決済を可能にすることで大幅に支払い効率を高めることを立証しました。

R3最高経営責任者(CEO)のDavid E. Rutterは、このように述べています。「ますます多数の金融機関が国家デジタル通貨、つまりCBDCを実現できる可能性を認識するようになっており、ブロックチェーンの発展は現在真の意味でエキサイティングな段階にあります。R3のCordaは、CBDCを実現できるように構想されたものであり、そのためプロジェクト・インタノンに最適です。ウィプロのブロックチェーン技術における専門能力と金融セクターに対する理解のほか、優れた助言および実装のサービスが、ソリューション・プロトタイプの共同開発で不可欠な役割を果たしました。」

ウィプロ・リミテッドのバイスプレジデントでブロックチェーン・テーマ・リーダーのKrishnakumar N Menonは、このように語っています。「当社は、R3と共にプロジェクト・インタノンに取り組み、国家レベルのフィンテック・イニシアチブに参加できたことをうれしく思っています。DLTを利用したソリューション・プロトタイプは、銀行間支払いの効率を高める上でブロックチェーン技術を採用することのメリットを実証しました。デジタル通貨発行のためのブロックチェーン・プロトタイプを構築することは、ブロックチェーンの実世界でのアプリケーションを通じて業界変革を推進するという当社のビジョンに合致しています。」

ウィプロは、クライアントのためのブロックチェーン技術の実装において認知されたリーダーであり、戦略的な助言やコンサルティングのサービスのほか、自社のセンター・オブ・エクセレンスで開発された業界ソリューションの幅広いポートフォリオを提供しています。ウィプロは、強力なブロックチェーン・コミュニティーを作りつつ、Corda、Ethereum、Fabric、Indy、Multichain、Quorum、Sawtoothといったいくつもの先進的ブロックチェーン・プラットフォームにわたって幅広い技術的専門能力を構築するために人材を育てることにも力を入れています。ウィプロは、いくつものDLTコンソーシアムやアライアンスに参加しています。そのような組織には、R3、ハイパーレッジャー・プロジェクト、イーサリアム・エンタープライズ・アライアンス、エナジー・ウェブ・ファウンデーション、輸送業向けブロックチェーン同盟があります。詳細については、こちらをクリックしてください。

プロジェクト・インタノンのフェーズIにおける発見事項の詳細は、こちらをクリックしてご覧いただけます。

ウィプロ・リミテッドについて

ウィプロ・リミテッド(NYSE:WIT、BSE:507685、NSE:WIPRO)は、情報技術、コンサルティング、ビジネスプロセスサービスの世界的大手企業です。当社は、コグニティブ・コンピューティング、ハイパー・オートメーション、ロボット工学、クラウド、アナリティクス、新興技術の力を活用し、顧客がデジタル世界に適応して成功を収めることができるよう支援しています。サービス・ポートフォリオの包括性、持続可能性への強力な取り組み、高い企業市民精神で世界的に認められた企業として、当社では、17万人を超える献身的な従業員が6大陸でクライアントに対応しています。協力することで、当社はアイデアを見出し、点と点を結びつけることで優れた大胆な新たな未来を構築することに取り組んでいます。

R3について

R3は、官民のさまざまなセクターの多様な業種にわたる300社を超えるメンバーとパートナーの幅広いエコシステムと共に働く企業向けブロックチェーン・ソフトウェア企業であり、当社オープンソース・ブロックチェーン・プラットフォームであるCordaやCordaの大規模利用のための商用版であるCorda Enterpriseの開発を進めています。R3の13カ国にわたる180人を超えるプロフェッショナルの世界的チームを、世界各地のメンバー企業で選ばれた2000人を超えるテクノロジー、金融、法律のエキスパートが支えています。詳細はwww.r3.comでご覧ください。

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記事名:「ウィプロとR3がブロックチェーン・ベースのソリューション・プロトタイプを構築し、タイでデジタル通貨を実現