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ニューロモーフィック・コンピューティングのパイオニア企業GrAI Matter Labsが、エッジのあらゆるデバイスにAIをもたらすために1500万ドルを調達


パリ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 超低電力ニューロモーフィック・コンピューティングのGrAI Matter
Labsは本日、1500万ドルのシリーズA資金調達ラウンドを完了したと発表しました。人間の脳の生物的機能に着想を得たGrAI Matter
Labsの技術は、プログラム可能アプリケーション・プロセッサーとして実装され、機械学習能力を持つAIをエッジのあらゆるデバイスにもたらすことが可能になります。今回の投資家コンソーシアムはiBionextが主導し、360キャピタル・パートナーズと3Tファイナンスも参加しました。



コンピューティングの新たなパラダイム



GrAI Matter Labsの技術は、過去20年間に人間の脳に関してパリのVision
Institute(UPMC)で実施されてきた画期的な研究に基づいています。人間の脳の生物的機能に着想を得た当社独自のニューロモーフィック・コンピューティングのパラダイムは、フォン・ノイマン型マシンの限界を超え、大規模な並列処理と完全プログラム可能なセンサー分析および機械学習の能力を提供しつつ、電力消費は大きく抑えられています。



「コンピューティングと機械学習に対する当社のニューロモーフィックなアプローチは、DARPA補助金に基づいたハードウェア/ソフトウェア・プロトタイピング・プロジェクトで見事な成果を上げています。新しいコンピューティング・パラダイムにより、クラウド・コンピューティングのサポートを受けることなくエッジ・デバイス上でローカルに完全なAIを実現できることが、プロトタイプによって示されました」と、GrAI
Matter Labsの共同設立者で最高科学責任者のRyad Benosmanは語っています。



AIをエッジのあらゆるデバイスに



GrAI Matter
Labのプログラム可能アプリケーション・プロセッサーは、モノのインターネットの全体に機械学習可能なAIをもたらします。このようなプロセッサーは自律的ナビゲーション・プラットフォームで利用され、安全性と利便性のために性能と消費電力を最適化したAIを搭載した自動車、ロボット、ドローンが世界各地を行き来することを可能にします。その他の重点領域として、インテリジェントな認知アシスタントはスマートホームとスマートフォンにAIをもたらし、ウェアラブルAIはスマートヘルス・モニタリングに利用でき、目立たず消費電力は最小限に抑えられます。



「GrAI Matter
Labsは、生物学と人間の脳から得た知見に基づいて、シリコン・コンピューティングと機械学習アーキテクチャーの限界を押し広げています。私たちは、GrAI
Matter
Labsの将来の見込みに期待を感じており、これまで不可能と思われていた方法でAIを活用できるようにする破壊的力を持つ企業として成長することを楽しみにしています」と、iBionext会長のBernard
Gillyは語っています。



「当社の低消費電力ニューロモーフィック・コンピューティング・プラットフォームによってAIをエッジのあらゆるデバイスにもたらすことが可能になるため、スマート・コンピューティングのまったく新しい利用モデルやアプリケーションを実現できます。今回のシリーズA資金調達ラウンドにより、アイントホーフェンとパリの当社エンジニアリング・チームを強化することができ、技術開発から市場投入までの流れを迅速化できるようになります」と、GrAI
Matter Labs最高経営責任者(CEO)のIngolf Heldは述べています。



GrAI Matter Labsについて



GrAI Matter
Labs(別名GML)は、パリのiBionextスタートアップ・スタジオ内でBrainiacとして2016年に設立されました。設立者は、Ryad
Benosman、Bernard Gilly、Giacomo Indiveri、Xavier Lagorce、Sio-Hoi
Leng、Bernabe Linares-Barranco、Atul
Sinhaであり、ニューロモーフィック・コンピューティング、シリコン設計、起業における幅広い経験が集まったチームとなりました。



GMLは、パリ、アイントホーフェン、オランダ、シリコンバレーにオフィスを有しています。当社の中心は、先見性のある経験豊富なエンジニアのチームであり、iBionext、360キャピタル・パートナーズ、3Tファイナンスを含む主要投資家の支援を受けています。詳細情報については、www.graimatterlabs.aiをご覧ください。



iBionextについて



2015年9月に設立されたiBionextは、ヘルスケア・セクターの革新的スタートアップ企業の発展に取り組む経営会社およびスタートアップ・スタジオです。2012年にBernard
Gillyによって開始されたこのイニシアチブは、ヘルステックと関係産業アプリケーションの分野で画期的な技術的アイデアを先進的な革新的スタートアップ企業に変えることを目指しています。このような企業はすべて、フランス・パリの「Passage
de l’Innovation」と呼ばれる1つの敷地にまとめられています。



2012年以後に、iBionextのエコシステム内で8つの会社が作られました。Pixium
Vision(Euronext:PIX)、GenSight Biologics(Euronext:SIGHT)、Gecko
Biomedical、Prophesee(元Chronocam)、ChronoLife、BrainEver、Tilak
Healthcare、GrAI Matter
Labs(元Brainiac)です。iBionextとその企業は3億6000万ユーロを超える資本を調達してきました(そのうち9000万ユーロはiBionext
Growth Fundによる調達)。現在世界で7件の臨床試験が進行中であり、190人の経験豊富な専門家が各社に入社してきました。



iBionext Growth
Fundは、iBionextネットワーク内で選ばれた新たな企業の成長に資金を提供するために2016年に作られました。



詳細情報:http://ibionext.com/



ツイッター:@iBionext



360キャピタル・パートナーズについて



360キャピタル・パートナーズは、早期ステージのベンチャーキャピタル会社であり、欧州各地の破壊的なディープテックおよびデジタル革新に投資しています。当社は、才能ある技術的起業家が画期的な企業を作り上げる高い目標を達成する支援で20年の実績を持っています。360キャピタルは、パリとミラノの経験豊富な専門家の多様なグループが主導し、運用資産残高は3億ユーロを超え、アクティブポートフォリオに含まれる企業は50社を超えています。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




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