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5チームが賞金175万ドルのウオーター・アバンダンスXプライズの最終ラウンドに進出



米国、インド、英国、オーストラリアのチームが世界の水不足に取り組むコンテストで前進


ロサンゼルス--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 本日、世界水の日を祝して、人類の重要課題の解決に向けた賞金付きコンテストの考案・実施の世界的リーダーであるXプライズは、世界の水不足に取り組む2年間のコンテストである賞金175万ドルのウオーター・アバンダンスXプライズで決勝に進んだ5チームを発表しました。



オーストラリアン・エイドとタタ・グループが後援するウオーター・アバンダンスXプライズでは、100%再生可能エネルギーを用い、1リットル当たり2セントのコストで1日最低2000リットルの真水を大気から抽出できる先駆的技術を作成・開発して賞金を手にすべく、世界中のチームが競い合います。



Xプライズのグローバルインパクト戦略担当副社長のゼニア・タタは、次のように述べています。「水は私たちの生命線です。深刻な水不足が世界中で生活に影響を及ぼす中で、私たちはかつてないほど画期的な水の技術の非集中化と民主化を必要としています。これらの5つの最終候補チームが提示する有望なプロトタイプにより、私たちは空気から水を抽出し、時間と場所を問わず必要に応じて水を利用できるようにする費用対効果の高いソリューションの発見に一歩近づきます。」



5つの最終候補チームは、任意のエネルギー源を使用して、1リットル当たりの最低水抽出コスト要件を設定せず大気から水を抽出できるソリューション・プロトタイプの技術文書、テスト結果、動画の提出物に基づいて選ばれました。最終候補チームには、新興企業、教授、プロ科学者、技術者が含まれます。5つの最終候補チームは、25万ドルのマイルストーン賞金を分け合います。



決勝に進んだ5チームは以下の通りです。




  • ハイドロ・ハーベスト・オペレーション(オーストラリア・ニューカッスル)
    -
    ニューカッスル大学のベダド・モータデリ教授が率いるこのチームは、基本に戻って簡素でエネルギー効率と費用対効果の高い装置を開発し、世界中の地域社会に自分たちの真水を獲得する能力を提供。


  • JMCC
    WING
    (ハワイ島サウスポイント) -
    ジェームズ・マッキャニー氏(MS)が率いるこのチームは、大気から水を抽出する高効率風力エネルギー・システムのJMCC
    WINGを搭載したJMCC WING社製産業用大気造水装置(AWG)製品ラインの技術を開発。


  • スカイドラ(イリノイ州シカゴ)
    -
    ジャック・ララミー氏、ネイサン・テーラー氏、クリス・ウルジェン氏が率いるこのチームは、自然の仕組みと人工システムの両方を利用するハイブリッド・ソリューションを採用し、空気から水を濃縮。


  • Uravu(インド・ハイデラバード)
    -
    スワプニル・シュリバスタフ氏が率いるこのチームは、材料科学と太陽熱エネルギーの魔法を組み合わせ、完全にオフグリッドで空気から水を取り出す装置を開発。


  • ザ・ベラゴン&シンエアー・パートナーシップ(英国ロンドン)
    -
    ローラ・ディーン氏が率いるこのチームは、大気造水装置の能力に革命を起こし、経済的で環境的に持続可能な方法で必要な時に高品質のミネラル含有飲料水を提供するという主要目的の下にパートナーシップを構築。



ウオーター・アバンダンスXプライズの最終候補チームは、機械工学、水処理、海洋エネルギー、戦略設計、新興技術分野の7人の業界専門家から成る国際的な独立審査員団により、98チームの分野から選ばれました。審査員には、RGLレザボワ・マネジメントのMike
Claerhout氏、世界経済フォーラムのニコラス・デイビス氏、国立再生可能エネルギー研究所のデビッド・ギンレー博士(Ph.D.)、ウオーター・プラネットのEric
Hoek博士(Ph.D.)、シンクプレイスのデビッド・アイルランド博士(Ph.D.)、インド国立海洋技術研究所のPurnima
Jalihal博士(Ph.D.)、コネチカット大学およびWaterFXのマシュー・スチューバー博士(Ph.D.)が含まれます。



最終候補チームは、今後決定する場所で2018年7月に第2ラウンドのテストを開始します。この段階では、各チームは自分たちの機器が100%再生可能エネルギーを使用して、1リットル当たり2セント以下のコストで大気から1日当たり最低2000リットルの水を抽出できることを完全に実証する必要があります。このテスト段階の終わりに、非集中的な水利用を実現する最高の能力を可能にし、時間と場所を問わず必要に応じて真水を利用できる力を人々に与えるソリューションを生み出したチームが、150万ドルの大賞を獲得します。受賞者は2018年8月に発表されます。



コンテストの構成、重要な日程、最終候補チームの詳細情報については、water.xprize.orgをご覧ください。



Xプライズについて



Xプライズは、第501(c)3条非営利団体であり、世界の最重要課題の解決に向けた革新的コンテストモデルの考案・実施における世界的リーダーです。Xプライズはゲームやクラウドソーシング、報奨的賞理論、指数関数的に発展する技術を独自に組み合わせて定式化し、私たちの世界が直面する大問題の分野に(10%ではなく)10倍のインパクトを与えようとしています。Xプライズの理念では、適切な状況下で行う限り、大問題に対する指数関数的なインパクトとソリューションの推進には、多種多様な観点からの迅速な試行を促すことが、最も効率的で効果的な方法です。現在実施中のコンテストには、賞金3000万ドルのグーグル・ルーナーXプライズ、賞金2000万ドルのNRG
COSIAカーボンXプライズ、賞金1500万ドルのグローバル・ラーニングXプライズ、賞金1000万ドルのANAアバターXプライズ、賞金700万ドルのシェル・オーシャン・ディスカバリーXプライズ、賞金700万ドルのバーバラ・ブッシュ財団アダルト・リテラシーXプライズ、賞金500万ドルのIBMワトソンAI
Xプライズ、賞金175万ドルのウオーター・アバンダンスXプライズ、賞金100万ドルのアヌ&ナヴィーン・ジャイン・ウィメンズ・セーフティーXプライズがあります。詳細情報については、www.xprize.orgをご覧ください。



オーストラリアン・エイド - DFAT – イノベーションエクスチェンジについて



2015年に、オーストラリア外務貿易省のイノベーションエクスチェンジ(iXc)が、新たな技術、方法論、パートナーシップのテストと試験的実施を通じてオーストラリアの援助プログラムの価値ある成果を実現すべく、ジュリー・ビショップ外務大臣により発足しました。iXcでは、これらのアプローチから学んだ教訓が、現在および計画中のDFATプログラムのサポート、開発イノベーションに関する地域・世界フォーラムの形成、当省の活動全体にわたる革新的アプローチのサポートに向けて確実に共有されるようにしています。



タタ・グループについて



1868年にジャムシェトジー・タタにより設立されたタタ・グループはインドに本社を置く世界的企業であり、100社以上の独立事業会社で構成されています。タタ・グループは6大陸の100カ国以上で事業を展開し、「信頼されるリーダーシップに基づく長期的な利害関係者価値の創造を通じ、サービスの提供対象となっている世界のコミュニティーで、生活の質を改善」することを使命としています。株式上場のタタ・グループ企業は29社あり、その時価総額は約1160億ドルです(2016年3月31日時点)。タタ・グループの大規模企業には、タタ・スチール、タタ・モーターズ、タタ・コンサルタンシー・サービシズ、タタ・パワー、タタ・ケミカルズ、タタ・グローバル・ビバレッジズ、タタ・テレサービシズ、タイタン、タタ・コミュニケーションズ、インディアン・ホテルズなどがあります。



詳細情報については、http://www.tata.com/をご覧ください。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




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XPRIZE
Jackie Wei, 310.741.4918
jackie.wei@xprize.org

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