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Xプライズと全日本空輸(ANA)が現実のアバターを開発する賞金1000万ドルの新たなXプライズコンテストを発表



ANAアバターXプライズは、物理環境や自分以外の人々との間で、遠隔から視聴・相互作用・交流できるようにする多目的アバターシステムの開発を推進


米テキサス州オースティン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- Xプライズの設立者で会長のピーター・H・ディアマンディス博士は本日、サウスバイサウスウエスト(SXSW®)カンファレンスにおいて、ANAと共同で、賞金1000万ドルのANAアバターXプライズの創設を発表します。このXプライズは現実のアバターを4年間にわたり開発するという世界的コンテストです。本日より登録の受け付けを開始し、総合ロボットデバイスを通じて、物理環境や自分以外の人々との間で、遠隔から視聴・接触し、相互作用・交流できるようにする多目的アバターシステムについて、世界中のチームが開発を推進するように呼び掛けます。




ディアマンディスは、次のように述べています。「離れた地点を物理的に体験したり、現地で必要となる支援を提供したりする能力は、コストと、単純な時間の都合によって制約されます。ANAアバターXプライズはこれらの制約を回避できる大胆な代替手段を創出できるようにするもので、遠方の地点で必要な技能や実践的専門知識をより迅速・効率的に届けることができるようにすることで、距離・時間・文化の間の溝を埋めます。」



日本の5つ星航空会社であるANAがスポンサーとなり、ANAアバターXプライズの勝利チームは最先端技術を動員して、未訓練の操縦士が最低100km離れた物理的環境で、単純なものから複雑なものまで、一連の多様なタスクを達成可能なロボットアバターを実証してみせます。アバターは現実世界の多様なシナリオでのタスクを実行できる能力を実証する必要があります。将来、アバターアプリケーションは、自然災害シナリオで救命救急診療を支え、迅速な緊急対応を行い、可能なことの限界を押し広げ、技能と知識共有の効果を最大化できるでしょう。



ANAホールディングスの代表取締役社長を務める片野坂真哉氏は、次のように述べています。「世界規模で長距離物理的運輸のサービスを提供する唯一の業界である航空業界は、世界における人々のつながり、ビジネス、外交、相互理解の触媒として長きにわたり機能してきました。ところが、世界をまたいでこのサービスを提供するための私たちの能力は、物理的なインフラと現在の技術によって制約されています。ANAアバターXプライズを創設することで、ANAは既存の障壁を打ち破り、物理的つながり・リソース共有・連携をかつてないほど向上させ、すべてにとっての未来をさらに明るくする時代をもたらしたいと思っています。」



Xプライズのウェブサイトを通じて各チームが登録できる締め切りは2018年10月31日です。各チームは2019年1月31日までに完全なコンテスト計画を独立審査団に提出する必要があります。



2回のマイルストーンコンテストをそれぞれ2020年4月と2021年4月に実施し、全チームが1回につき100万ドルの賞金をかけて競います。大賞の800万ドルは2021年10月に授与します。Xプライズでは初めて、コンテストの目標を既に達成したと考えるチームは、決勝戦の早期開催を求めることができます。5日間の決勝戦は特定タスクに基づく性能試験を実施して、幾つかの使用例シナリオでアバター技術のアプリケーションを示してもらいます。



ANAアバターXプライズのきっかけは、2016年に開催されたVisioneersと呼ばれる期間6カ月のXプライズ主催コンセプトインキュベータープログラムです。これを主導したのがハリー・クローアー博士(2件の博士号を取得)で、そこでANAのVisioneersチームが初めてアバターのコンセプトを提案しました。このコンセプトはフィナーレとなるVisioneersサミットで最高賞を獲得し、250人のメンターグループから「取り組みの準備が整っている」として適格性が認められました。このメンターグループは、著名な企業リーダーや政治リーダー、起業家、慈善活動家、芸術家、技術者、科学者で構成されました。



詳細情報を入手し、コンテストへ参加登録するには、avatar.xprize.orgにアクセスしてください。



Xプライズについて



Xプライズは、第501(c)3条非営利団体であり、世界の最重要課題の解決に向けた革新的コンテストモデルの考案・実施における世界的リーダーです。Xプライズはゲームやクラウドソーシング、報奨的賞理論、指数関数的に発展する技術を独自に組み合わせて定式化し、私たちの世界が直面する大問題の分野に(10%ではなく)10倍のインパクトを与えようとしています。Xプライズの理念では、適切な状況下で行う限り、大問題に対する指数関数的なインパクトとソリューションの推進には、多種多様な観点からの迅速な試行を促すことが、最も効率的で効果的な方法です。現在実施中のコンテストには、賞金3000万ドルのグーグル・ルーナーXプライズ、賞金2000万ドルのNRG
COSIAカーボンXプライズ、賞金1500万ドルのグローバル・ラーニングXプライズ、賞金700万ドルのシェル・オーシャン・ディスカバリーXプライズ、賞金700万ドルのバーバラ・ブッシュ財団アダルト・リテラシーXプライズ、賞金500万ドルのIBMワトソンAI
Xプライズ、賞金175万ドルのウオーター・アバンダンスXプライズ、賞金100万ドルのアヌ&ナヴィーン・ジャイン・ウィメンズ・セーフティーXプライズがあります。詳細についてはwww.xprize.org/をご覧ください。



ANAについて



質の高い「Inspiration of
Japan(インスピレーション・オブ・ジャパン)」サービスを展開したことで、ANAは2013年から5年連続でスカイトラックスから栄えある5つ星評価を受けてきました。さらに、ANAはエア・トランスポート・ワールド誌から過去10年間(2007年、2013年、2018年)で3回、「エアライン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ、この権威ある賞を複数回にわたって獲得した数少ない航空会社の1つとなっています。



ANAは1952年に2機のヘリコプターで創業し、日本最大の航空会社になるとともに、アジア最大手の航空会社の一角を占め、85本の国際線と116本の国内線を運航しています。ANAは独自のデュアルハブモデルを運用し、これにより乗客が東京に飛ぶとともに、成田および羽田という首都圏の2つの空港を日本国内の多くの行く先と結んでおり、北米・アジア・中国の多くの都市と日本を同日内でつないています。



ANAは1999年からスターアライアンスに加盟しており、ユナイテッド航空、ルフトハンザドイツ航空、スイス インターナショナル
エアラインズ、オーストリア航空と合弁事業の提携関係を構築しています。



フルサービスを展開して受賞歴のある航空会社のANA以外にも、ANAグループは連結子会社としてバニラエアおよびピーチ・アビエーションという2社のLCCを有しています。ANAグループは2016会計年度に5210万人の乗客を運び、約3万9000人の従業員と航空機260機を擁しています。ANAはボーイング787ドリームライナーを初めて導入した同社顧客であり、787の最大の運航会社です。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


XPRIZE Media Contact:
Katherine Schelbert, 424.835.3127
katherine.schelbert@xprize.org
or
ANA
Media Contact:

Alan Goss, 512.432.1934
alan.goss@hkstrategies.com

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