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ルクセンブルク政府のSpaceResources.lu計画に中国と韓国の専門家が上級顧問として参画


ルクセンブルク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ルクセンブルク経済省は本日、小惑星などの天体や月から採集された資源の商業利用の促進を目的とするSpaceResources.lu計画の枠組み作りと開発に関してルクセンブルク政府に助言を行う国際顧問委員会に、中国と韓国の有力専門家が加わったと発表しました。




呉季教授は、1996年から正教授を務める中国科学院の主任研究員で、宇宙科学戦略的重点プログラムのプロジェクトリーダーを務めています。2016年に呉季教授は中国空間研究学会会長に選出されました。また、呉季教授は国家宇宙科学センター長および宇宙研究委員会副委員長を務めており、国際宇宙学会正会員です。



金承祚教授は、2015年に退任したソウル大学校の名誉教授で、また米国航空宇宙工学協会および米国物理学協会のメンバーです。金承祚教授は2011年から3年間、韓国航空宇宙研究院の院長を務めていたほか、韓国で初めて成功を収めた2013年の人工衛星打ち上げ用ロケットの打ち上げプロジェクトの統括を含め、重要なプロジェクトに従事してきました。



本日、ルクセンブルク政府の顧問委員会に加わったもう一人の新メンバーは、ジャン=ルイ・シルツ氏です。シルツ氏はルクセンブルク大学の客員教授で、弁護士です。また、国際電気通信連合の「スマートで持続可能な開発モデル」に対する顧問委員会のメンバーです。2004年から2009年まで、ジャン=ルイ・シルツ氏はルクセンブルク政府の閣僚を務めていました。シルツ氏の専門分野は、メディア、電気通信、テクノロジー(ITおよびインターネット)、国際開発、国防などです。



これら3名の新メンバーが、すでに上級顧問としてルクセンブルク政府に助言を行っているルクセンブルクのサンフランシスコ貿易投資事務所の前総領事兼エグゼクティブ・ディレクターのジョルジュ・シュミット氏、2003年から2015年まで欧州宇宙機関(ESA)の長官を務めたジャン=ジャック・ドルダン氏、カリフォルニアのNASAエイムズ研究センター前所長のサイモン・“ピート”・ウォーデン博士に加わります。



エティエンヌ・シュナイダー副首相兼経済大臣は、次のように述べています。「3名の新メンバーを迎えることができ、大変うれしく思います。新メンバーの貴重な経験と専門知識により、当顧問委員会は一段と強化されます。新メンバーの貢献と助言は、SpaceResources.lu計画の今後の活動に重要な好影響をもたらすはずです。」



呉季教授は、次のように述べています。「私は、宇宙分野におけるルクセンブルクの歴史と同国の開かれた精神を反映しているSpaceResources.lu計画を支持しています。自国の独自の目的を追求する宇宙大国と異なり、ルクセンブルク政府は技術力と革新的な構想をルクセンブルクに結集するための国際協調を進展させることができます。」



金承祚教授は、次のように述べています。「ルクセンブルクを先進宇宙技術の革新的プロジェクトの理想的な場として位置づけるための取り組みにおいてルクセンブルク政府の顧問を務めることができ、光栄に思います。世界中の人々および政府が宇宙資源の探査の有望性を信じるようにすることが私の目標です。」



ルクセンブルク経済省発表



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