starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

GSMAがモノのインターネットの成長を支えるセキュリティーガイドラインを発表



モバイル業界の支持を得た新ガイドラインでIoTサービスのセキュリティーに対する共通アプローチの全体像を示す


ロンドン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)--
GSMAは本日、拡大するモノのインターネット(IoT)市場でサービスの安全な開発・導入を推進すべく、新ガイドラインの提供を開始したと発表しました。「GSMA
IoTセキュリティー・ガイドライン」(The GSMA IoT Security
Guidelines)と題された本ガイドラインは、モバイル業界との協議を経て策定したもので、IoTサービスプロバイダーと広範なIoTエコシステム向けに、サイバーセキュリティーの一般的脅威に対する対策や、IoTサービス関連のデータプライバシーの課題について、実用的なアドバイスを提供しています。




本プロジェクトを支持・支援しているモバイル業界は、AT&T、中国電信(チャイナテレコム)、エティサラート、KDDI、NTTドコモ、オレンジ、テレフォニカ、テレノール、ベライゾンを含むモバイル通信事業者のほか、7Layers、エリクソン、ジェムアルト、モルフォ、テリット、u-bloxといったベンダーおよびインフラストラクチャーのパートナー企業です。



GSMAの最高技術責任者(CTO)を務めるアレックス・シンクレアは、次のように述べています。「何十億ものデバイスがモノのインターネットに接続され、革新的で相互接続された新サービスを提供するようになっており、潜在的な脆弱性の可能性が増大しています。そうした問題を乗り越えるための条件は、サービスプロバイダーが自社サービスの設計時に、IoTサービスのエンドツーエンドのセキュリティーを慎重に考慮して、適切な軽減技術を導入することです。セキュリティー対策において実証済みでロバスト性のあるアプローチをとることで、市場の成長に合わせて規模拡大が可能で信頼性のあるサービスを創出できます。」



GSMAのIoTセキュリティー・ガイドラインは、IoTサービスプロバイダーやIoT機器メーカー、そして開発者など、IoTエコシステム内の全関係者のために考案されています。潜在的脅威に対処するための技術や手段、そして導入方法について全体像を示しているため、サービスプロバイダーが安全なサービスを開発する上で役立ちます。さらに、データを安全に収集・保存・交換して、サイバーセキュリティー攻撃を緩和できるようなIoTサービスの全要素の設計を確保するために、IoTサービスの全要素についてリスク評価を行う必要性を明らかにしています。ガイドラインについては最近、確実に可能な限り十分な対処機能を持たせるために、業界との協議を研究者、アナリスト、その他の業界専門家を交えて徹底して行いました。



ラボ・マウス・セキュリティーの創業者で最高経営責任者(CEO)のドン・A・ベイリー氏は、次のようにコメントしています。「登場したばかりのIoT分野で、すでにサイバー攻撃が起こっていることを示す証拠が数多くあります。適切に対処しなければ、これらの攻撃により、モノのインターネットの成長と安定性が阻害されるでしょう。IoTエコシステム全体が不正行為、プライバシーの漏えい、人命に影響を与える攻撃の対象にならないことを保証するため、業界がセキュリティーリスクに対処して緩和するための標準的アプローチを採用することが必須です。」



GSMA
IoTセキュリティー・ガイドラインは、GSMAコネクテッド・リビング・プログラムを通じて策定されました。このプログラムは、事業者がM2M市場で新しい接続デバイスと接続サービスの提供を加速化できるように支援することを目指しています。業界における連携の促進、適切な規制の推進、M2Mの近い将来の成長とIoTの長期的な成長に対応可能なネットワークの最適化に重点的に取り組んでいます。



IoTセキュリティー・ガイドラインは、www.gsma.com/connectedliving/iot-security-guidelinesからダウンロードできます。



-以上-



通信事業者の声



AT&T



「IoTの意義は、生活のあらゆる側面をスマートにすることです。IoTのように、私たちの生活に深い影響を及ぼすものの場合、セキュリティー確保を最優先すべきです。これらのガイドラインは、ロバスト性があって極めて安全性に優れたIoTエコシステムというビジョンを実現する上で、非常に重要な取り組みです。」



– AT&T、IoTソリューション部門製品開発担当バイスプレジデントのCameron Coursey氏



エティサラート



「モノのインターネットは、企業と消費者に価値をもたらす素晴らしい機会を提供する一方、異なるシステムや技術を相互接続するため、脆弱性のある領域を露呈する可能性が高まります。GSMA
IoTセキュリティー・ガイドラインは、サービス開発のために推奨ベストプラクティスを編纂したもので、これが導入されれば脆弱性が悪用される可能性を最小化し、ひいては市場に信頼感を与え、大規模導入を促進することになります。エティサラートは新しいIoTサービスを開発したり、既存のサービスを強化したりする際に、このガイドラインを役立てたいと思います。」



- エティサラート、M2M担当バイスプレジデントのアンヘル・デビッド・ガルシア・バリオ氏



KDDI



KDDIは、モノのインターネットのセキュリティーに関するGSMAの取り組みを支持しており、自動車のセキュリティーなど、ネットワーク接続社会の発展に向けて、さらに貢献していく熱意を持っています。」



- KDDI、執行役員兼コンバージェンス推進本部長の森敬一氏



オレンジ



「技術が進化して、接続されたモノやオブジェクトによって実現していくことになる新たな機会に適応する中、どの製品やサービスが成功するかを最終的に決定するのは消費者です。消費者は、セキュリティーの脆弱性や自身のデジタルアイデンティティーへの脅威に対して、ますます認識を高めており、IoTサービスの導入では消費者保護が重要な考慮事項となります。オレンジは、GSMAによるこれらのガイドラインと推奨事項を歓迎します。それは、業界が消費者の信頼を得るために提供せねばならないセキュリティーのエコシステムを規定する上で、非常に大切であり、消費者が購入するソリューションの本質には、デジタルアイデンティティーとインターネットプレゼンスの保護が組み込まれているべきだと考えるからです。」



- オレンジ、イノベーション/マーケティング/技術担当シニアエグゼクティブのMari-Noëlle Jégo-Laveissière氏



テレフォニカ



「これらのガイドラインは、セルラーネットワーク上における安全な通信で培ってきた長い経験を基盤にしています。IoTソリューションのセキュリティーは最重要事項であり、この文書は当社顧客による安全なエンドツーエンドのサービスの提供を支援する上で、重要な一歩となります。」



- テレフォニカ、IoT担当チーフオフィサーのVicente Muñoz Boza氏



テレノール



「モノのインターネットを予測通りの軌道に乗せるには、セキュリティーとプライバシーの保護手段をエコシステム全体で採用して、最初から組み込む必要があります。これらのガイドラインは、新興企業と定評ある企業が自社プロセスにセキュリティーとプライバシーの機能を導入し、安全なサービスと製品を提供する上で貢献します。」



- テレノール・コネクション、情報セキュリティー/プライバシー担当オフィサーのジミー・ヨハンソン氏



エコシステムのパートナー企業の声



7layers



「GSMA
IoTセキュリティー・ガイドラインの公開は、拡大するIoT市場の需要に対応するための実際的な手段を提供してくれるため、大きな功績です。ガイドラインは、IoTシステムへの潜在的攻撃だけでなく、それらを可能な限り防ぐ手段についても説明しています。これはIoTエコシステムの当社顧客にとって、非常に有用です。7layersは業界専門家と共に、最初からこのGSMAイニシアチブに関わりました。当社は、IoTセキュリティー標準が今後もさらに発展すると見込みますが、GSMAガイドラインはスマートサービスのプロセスの信頼性をより高いレベルで確立する上で、重要な基準と見なしています。」



- 7layers、世界ビジネス開発担当ディレクターのトーマス・イェーガー氏



エリクソン



「モノのインターネットは、成長するパートナーエコシステムに革新のための素晴らしい機会をもたらします。同時に、変化のスピードが速く俊敏性を持つこの市場は、新規参入企業で活気に満ちていますが、セキュリティーに関する複雑な需要も生まれています。エリクソンは長い間、業界標準の策定・導入に積極的に貢献してきました。当社は、GSMA
IoTセキュリティー・ガイドラインが、IoTを有意義な方法で促進する際に求められるセキュリティーレベルを維持する上で、重要な役割を果たしていくと確信しています。」



- エリクソン、OSS/BSS事業部門ソリューション分野担当バイスプレジデント兼ヘッドのOve Anebygd氏



ジェムアルト



「ジェムアルトは、GSMA
IoTセキュリティー・ガイドラインにより、業界ベストプラクティスの発展を支えに、積極的に貢献していきます。これらのガイドラインは、ネットワーク事業者、サービスプロバイダー、機器メーカーがバリューチェーン全体における“設計によるセキュリティー”のアプローチの一環として、脅威とリスクを適切に評価することに役立ちます。信頼性とセキュリティーは、IoTソリューションの導入を成功させる上で、中核的要因だと見なされるようになっています。」



- ジェムアルト、IoT担当シニアバイスプレジデントのノーバート・ムーラー氏



テリット



「IoTに関する議論では、セキュリティーが最も重要なトピックとして浮上しています。テリットは、IoTセキュリティーに関するGSMAの取り組みを歓迎します。当社はIoTセキュリティー・ガイドラインの発展に本格的に参与しており、このガイドラインが重要な一歩となり、ソリューション構築の基準を確立することになると考えています。本ガイドラインは、IoTシステムで最も重要な要素、すなわちエンドポイント、サービス、ネットワークのセキュリティー基盤と見なされるべきです。」



- テリット、最高戦略責任者(CSO)のMihai Voicu博士



GSMAについて



GSMAは世界中のモバイル通信事業者を代表する団体で、モバイル事業約800社を結集しています。そのうち250社は携帯電話機および端末メーカー、ソ
フトウエア企業、機器プロバイダー、インターネット企業など、広範囲なモバイル・エコシステムを構成する企業であり、関連業界セクターの組織も参加してい
ます。GSMAはモバイル・ワールド・コングレス、モバイル・ワールド・コングレス上海、モバイル360シリーズといった業界を主導するイベントの開催も
行っています。



詳細情報については、GSMAのウェブサイトwww.gsma.comをご覧ください。GSMAをツイッターでフォローしてください:@GSMA



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。




Contacts


For the GSMA
Charlie Meredith-Hardy
+44 7917 298428
CMeredith-Hardy@webershandwick.com
or
GSMA
Press Office

pressoffice@gsma.com

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.